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【校正作業より難しい? 温度センサーの脱着作業】

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校正のトピックスNo.9
【校正作業より難しい? 温度センサーの脱着作業】

校正から見た「計測器の管理」

温度センサー脱着作業時の 思わぬ落とし穴

温度センサーを脱着する際、
ただ取り外して、取り付ければ良いと簡単に思われがちですが、取り外す時、
 取り付ける時には、設備の破損といった思わぬ落とし穴が有ります。

  例えば、温度センサーを取り付ける時に挿入長が変わると、
      どんな落とし穴が有ると思いますか?

温度センサー挿入長 

【思わぬ落とし穴 その1】
1.炉内の温度は、一般的には均一ではなく、ヒーターやバーナーなどの熱源に
  近いほど温度は高く、離れた場所ほど温度が低い状態になっています。
2.従って、温度センサーの挿入長によって感知する炉内温度は違ってきます。
3.上図の例では、炉内のコントロール温度(800℃)が一定であっても、
  取付状態(温度センサーの挿入長)が、〈A〉から〈A’〉に変わることで、
  感知する温度が低く(750℃)なり、実際の炉内温度は、異常に上昇して
  しまいます。
4.その結果、製品がダメになったり、場合によっては、炉のヒーター断線や
  炉内設備の変形・破損といった、おもわぬトラブルに繋がってしまいます。

【思わぬ落とし穴 その2】・・・他にも様々な落とし穴があります
1.炉内で温度センサーが曲がっていると、
  → 無理に引き抜こうとすると、温度センサー本体や、炉内の壁が壊れたり

温度センサー脱着


2.ねじ込みタイプの温度センサーでは、
  → ネジが高温で焼き付いたり、錆びていると、ネジが外せなくなり、
    温度センサーのケーブルやキャピラリー部分を捻って壊れる恐れが
     あります。

当社では、温度センサーの脱着作業は、
  事前に準備することや、確認することを取り決めています

マーキング

当社では、
 ◆温度センサーの取付状態を変えないための工夫として、
  1) 取り外す前に、センサーと止め金具部分にペイントして、取付状態が確認
    できるようにしたり
  2) ペイント塗布の了解が得られない場合は、挿入長の長さを測って、その記録
    を残して
 温度センサーを元の状態に戻せるようにしています。

 ◆温度センサーの変形や異常があった場合は、
  1) 作業を一旦中断し、お客様に状況を報告します。
  2) お客様の指示に従って対応します。

 ◆お客様の設備や機器に悪影響がないことを確認するために、
  1) 設備や機器が問題なく稼働するまで、立ち合いを行い、引き渡し完了
    とします。

関連情報をご紹介します。

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