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【ISO/IEC17025規格に準拠した校正の現実問題 その3】

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校正のトピックスNo.20
【ISO/IEC17025規格に準拠した校正の現実問題 その3】

校正から見た「計測器の管理」

  • 「TS規格での校正はどうしたらいいのか」という、お客様の声がありました。
  • 今回は、「TS規格に合致した現実的な対応策」を、お伝えしていきます。
  • 校正する機関(校正会社)が、あるISO/IEC17025の認定を取得した校正
    試験所をもっていれば、その試験所が校正しなくても、試験所が行った校正と
    見なすような無理矢理な解釈ではなく、TSの要求事項に合致し、現実的にも
    実現可能な進め方を提案します。
     提案1.内部試験所の設立・運用
     提案2.管理レベルによる測定器の識別(TS管理レベル・ISO管理レベル)

 提案の根拠

    〔根拠1〕
  • TS規格の「内部試験所」の要求事項 (TS/ISO16949 7.6.3項の抜粋)
    内部試験所・・・内部の試験所施設は、検査、試験又は校正を実施する能力
    を含み、適用が定められていること。その技術要求事項は次の5点です。
      1)試験所の手順の適切性   4)該当するプロセス規格に合わせて実施する
      2)試験所要員の力量     5)関連する記録のレビュー
      3)製品の試験
    ※この内部試験所は、ISO/IEC17025の資格をとればまったく問題ない
     が、それは必須要件にはなっていない。
  • 〔根拠2〕
  • 測定器の一般的な管理条件 (TS/ISO16949 7.6項の抜粋)
    測定器の何がTSに該当するかは、企業で決めなさいと言っている。
    つまり、識別した測定器が、TSに該当するという根拠立てをすれば良い
    ことになります。

 具体的な進め方の提案

  • 提案にあたっては、TS規格の要求事項「7.6 監視機器及び測定機器の管
    理」に求めていますが、その内容は、校正する立場からの見解であり、
    実際のTS規格の審査では、審査機関や審査官によって、校正の判断基準に
    バラツキがあるのが現実。
    正確には、直接、お客様のTS審査機関に問い合わせして下さい。
  • 〔提案1〕
  •   技術的な妥当性をもった内部試験所の設立・運用
  • TS規格にうたわれている、内部試験所を設立し、最大限活用することで、
    TSの要求事項に合致した校正が実現できます。
  • 〔提案2〕
  •   管理レベルによる測定器の識別
  • ISO管理レベル:識別の考えとして、一般の生産工場で使用されている
       計測器や、中間製品を検査している測定器などを想定しています。
  •  TS管理レベル:TS上、品質に重要な影響を与える行程で使用されている
        計測器や、標準となる社内標準器を想定しています。
  • 計測器を管理レベルで識別し、TS管理対象機器を最小限に押さえることが
    可能です。

 内部試験所の設立・運用をお考えのお客様へ

  • 内部試験所としての技術的要求事項をすべてクリアーし、ゼロから設立・
    運用することは大変です。
    そこで、外部の校正機能を利用する方法を提案します。
  • まず、内部試験所のマニュアルで、外部の校正会社の機能を取り込み、
    内部化することを規定で明確にして下さい。
  • 内部試験所の運用にあたって、当社は、お客様との間で、業務契約を
    取り交わした上で、
  •  ①校正実務に関する当社の校正手順の提示
    ②試験所要員の育成・認定に関する考え方
    ③適切な標準器の選定、及びトレースされた当社の保有標準器の活用

    など、具現化に必要なノウハウの説明や資料を提示しています。
  • 校正専門企業である、当社の校正機能を活用していただくことで、無駄
    な労力やコストを押さえることが可能です。

関連情報をご紹介します。

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