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【測定時の温度変化をおさえる工夫】

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校正のトピックスNo.64
【測定時の温度変化をおさえる工夫】

NKS流「校正への工夫」

環境温度を安定させるには?

  • 当社では温度管理された検査室でブロックゲージの校正を行っています。
  • 環境温度が不安定だと長さが変わり、直接測定誤差に繋がってしまうからです。
  • 検査室ではファンを使って撹拌していますが、それでも多少温度変化にムラがある事が気になっていました。
  • そんな温度のムラを無くしたい想いから当社ではこんな工夫を行っています。

こんなオリジナルツールを使い環境温度を安定させています。

  • 当社では安定した環境温度を実現する為にオリジナルツールとしてガラスケースを使用しています。
  • burokku1.JPG
  • このガラスケースがどのくらい効果があるか実験を行いました。

実験してみました。

  • ガラスケースの内と外で環境温度の安定性がどの程度違うのか実験しました。
  • 【使用した機器】
    ○記録計(型式:437112 横河電機製)
    ○Tデュープレックスワイヤ熱電対(型式:DW01-DT30TT
      山里産業製)4本
  • burokku2.JPG
  • 結果、ガラスケースの外では:±1.6℃ ガラスケース内では:±0.2℃となり、環境温度の安定性の効果を得ることが出来ました。

このガラスケースは他にも重要な役割を果たしています!

  • ガラスケース内にはエアコンやファンの風が入らないので、空気のムラが無くなることでより精密な温度管理をする事が出来ます。
  • また、このガラスケースを使うと、
    1)ケースの前面のスライド扉、左右の開閉扉により、測定時に手だけ入れる事
      で体温をブロックゲージに伝えない。
    2)ガラスケース内の金属製定盤にブロックゲージを置いて、測定中でもより安
      定した温度慣らしが出来る。
    という効果もあります。
  • burokku3.JPG
  • ただし、長いブロックゲージを設置する時にどうしても扉をいっぱいまで開かなければいけない場合があり、その時には再度温度慣らしを行ってから校正を行っています。
  • 当社は一手間二手間かけても正確な測定にこだわり工夫を続けています。

関連情報をご紹介します。

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