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【判定精度:決める時の視点についてご紹介します。】

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校正のトピックスNo.366
【判定精度:決める時の視点についてご紹介します。】

校正から見た「計測器の管理」

判定精度の設定は悩ましい。

  • ISO9001では、製造現場で使用されている計測器の判定精度を、お客様が自由に決めることができます。
  • しかし、「自由に決める」とは言っても、根拠なく適当に決めるわけにはいきませんので、判定精度の決め方で悩んでいるお客様も多いと思います。
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  • そこで今回のメルマガでは、判定精度を決める時の視点について、具体例を挙げて少しご紹介します。

判定精度を決める時の視点をご紹介します。

  • 1つ目は、「メーカ精度」を用いる方法。
    メーカ精度は、文字通りメーカから提示されているので、判定精度の基準として引用し易いです。しかし、メーカカタログをよく見ると、「この精度は20℃の環境下の場合のみです」など、注釈が書かれていることがあります。そのため、必ずしも現場環境でメーカ精度を維持できるとは限らないのです。
  • 2つ目は、「製造工程の管理幅」を用いる方法。
    品質維持の最後の砦である製造の管理幅を判定精度の基準として設定するのも、お客様の社内で決められた数字なので比較的導入しやすいと思います。しかしこれにも1つ問題があって、仮に校正結果で精度外の判定となった場合、計測器そのものが管理幅を超えてしまっています。今までに作った製品の品質に悪影響を与えている可能性が大きいので、追跡調査が必要となってしまいます。
  • 3つ目は、「メーカ精度と製造工程の管理幅の中間の値」を用いる方法。
    判定精度をメーカ精度より大きくすることで、精度を維持しやすく、精度外になっても管理幅内に収まっていれば、追跡調査の必要もなくなります。しかし、具体的に判定精度をいくつにしたらいいのか?本当にその数値は妥当なのか?など心配事はあります。

当社の営業マンに色々ご相談下さい。

  • 判定精度の決め方について3つほどご紹介しましたが、当社のそれぞれにメリット、デメリットがあり、判定精度の決定はとても大変です。
  • 校正仕様の打ち合わせで当社の営業マンがお客様のところへお伺いした際に、判定精度についてお困りでしたら、過去のデータ等からも判断したり、費用面についての悩みも解決するお手伝いをしますので、お気軽に合相談下さい。

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