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校正のトピックスNo.384
【硬さ計:今回は、跳ね返り具合から硬さを求める硬さ計のお話しです】

小さい子供が遊びの中で用いそうな原始的な方法です

  • 前回、硬さを数値化する方法についてお話ししました。
  • その中で、硬さを数値化する方法を3種類紹介しましたが、そのうちの1つに跳ね返り具合から硬さ値を求める方法があります。

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  • 小さい子供がベッドにボンと飛び込んで、跳ね具合から「柔らかい」って遊んだり、石を上から落として割れた・割れない競争したりしている場面をみると、衝撃を与えた前後の結果から硬さを判断するのは、自然現象の1つとして分かりやすい方法なのかも知れません。
  • そこで、今回は跳ね返り具合から硬さを求める方法を用いた機器を2点紹介します。

ショア硬度計:跳ね返り前後の「高さ比」から求める硬さ計

  • ショア硬度計といわれる物で、金属の硬さを測定する機器です。硬度計内部にダイヤモンド製のハンマがあり、一定の高さから落下させます。そうすると、対象物の表面に当たりハンマが跳ね上がります。
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  • ハンマが跳ね上がった高さから、硬さを測定する原理の硬さ計です。高く上がるほど硬い評価になりますが、高さ比から硬さ値を算出しますので、計算上では100を越える事はありません。
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エコーチップ硬度計:跳ね返り前後の「速度比」から求める硬さ計

  • エコーチップ硬度計といわれる物で、こちらも主に金属の硬さを測定する機器です。この硬度計は、ハンマではなく、タングステン製のチップと呼ばれる鋼球を用いて、同じように対象物にぶつけて跳ね返り具合をみます。
  • こちらは、衝撃前後の速度比を硬さとして求める原理の硬さ計です。
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ゴム製品の測定は苦手です

  • 前回少し触れましたが、ありとあらゆる材質の硬さを1つの硬さ計で測定する事はできず、この硬さ計も例に漏れず測定できないものがあります。その一例がゴム製品です。
  • 例えば、縁日で見かけるスーパーボールですが、スーパーボールを手元から落とすと、もとの高さ以上に跳ね返る事があります。
  • 今回の硬さ計の測定原理である、高さ比からの計算に当てはめると「スーパーボールの硬さは100以上?」という変な値となってしまうので、この原理の硬さ計を使ってゴム製品の硬さを求めるには適さないといえます。
  • また、次回以降のメルマガで別の原理が用いられている硬さ計の一例を紹介します。

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