{{navs.title}}

TOPICS

2009.04.10

校正業務の安全には条件が必要です

校正から見た「計測器の管理」

NKSの失敗

事象

  • 休日の現地校正、お客様は例年、休日立合しない。
  • 校正作業を実施。終了後の立合確認はしなかった。(担当者が居ないので、確認出来ない)
  • 当該設備の運転を、お客様だけで再開。制御異常が発生。(異常警報で冷却用スプリンクラーが作動、設備が水浸し)

 

失敗の種

失敗からの気づき

校正業務を安全、確実に進めるための前提条件があった!

前提条件って何?

校正業務のプロセス 校正業務を進める前提条件
スペックを決める段階 お客様の要求内容(仕様)が過不足無く判明していること
作業が出来る環境が整えられること etc.
校正作業の段階 校正結果を、実際に確認して貰える
お客様担当者が居ること

作業が出来る資格者が居ること etc.
  • そもそも、お客様の要望と当社のルールに接点がないまま、業務を請け負っていた…前提条件が崩れていた!

失敗から学んだこと

  • 業務ルールの前提が崩れると、不安全行為または不安全な結果を必ず生じる。
  • 校正業務は、そのような前提条件の上で成立している。

今回の打った手

  • 作業終了後の「引き渡し」について、次のような手順に変更、明確化。
    • 必ずお客様に立合確認(運転立合or現品確認)をして頂く。
    • 作業終了後に引き渡し(立合確認)が出来ない場合は、必ず稼働時に合わせて再度出向く。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求