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2009.05.21

校正のトピックスNo.3【「ロードセル」の構造から見た取扱いの注意点】

NKS流「ためしてガッテン!」

ロードセル(引張圧縮試験機)の測定原理

  • 金属は機械的な伸びや縮みを与えると、その電気抵抗が変化します。
  • ロードセルは、その原理を応用し、歪みゲージで電気信号を取り出すものです。

ロードセル(起歪体)」の特長

  • 力が一定限度以下(比例限度以下)なら、突発的な力(緑線)を加えても、起歪体は破損しない。
  • しかし、力をジワジワ加えても、一定限度(比例限度)を超えると、起歪体は変形してしまい、元に戻らない。

構造からくる取扱いの注意点 (その1)

    • 力を掛けるときは、比例限度を超えない。 ジワジワと加圧する。→ 突発した力を掛けない。
    • 早い速度で荷重を掛けると、装置の加圧コントロールができなくなる。
    • 加重操作は、資格者が行って安全裡に加圧をコントロールする。

 

構造からくる取扱いの注意点 (その2)

  • 力を掛けるときは、中心軸に垂直に加重する。
  • 加重方向や取り付けの良否が、そのまま測定誤差になってあらわれる。

関連情報をご紹介します。

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