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2010.10.07

校正のトピックスNo.68
【当社の新しい恒温恒湿槽をご紹介します】

NKS流「校正への工夫」

新しく使いやすい恒温恒湿槽を導入しました。

  • 前回は温湿度計で使用される毛髪の特徴を実験結果とともにお伝えしました。
  • その温湿度計の校正には、恒温恒湿槽が必要な場合が多いです。
  • 最近、当社では独自の使いやすい工夫がされた恒温恒湿槽を新たに導入しました。
  • 今回は、その特徴をご紹介します。

使いやすい工夫ってどんなこと?

    • 今回導入した恒温恒湿槽はこの様なものです。

    • 当社の恒温恒湿槽は、こんな工夫がされた使いやすい装置になっています。
    • 工夫1:透明の内側扉を付けました。

      これにより、センサーと表示が一体になっている温湿度計の測定値を直接読み取ることが出来ます。

    • 工夫2:除湿器を付けました。

      メーカ標準だと通常30%RHより低い湿度は測定出来ませんが、除湿器を付けることにより更に20%RHまでの測定が対応可能になりました。

導入に伴い、試運転をしました。

    • 恒温恒湿槽の性能確認のために試運転を行いました。
    • 恒温恒湿槽に温湿度測定用のセンサーを上段、下段に1本づつ設置して、温湿度の安定性のデータをとりました。
    • 結果、上段と下段共に温度は±0.2℃以内、湿度は±2%RH以内の結果で、槽内の温湿度が安定している事が確認出来ました。

お客様の要望に、もっと応えたいという想いで取り組んでいます。

  • 当社ではお客様からさまざまな校正ポイントのご指定を頂きます。
  • この装置の導入によってこれらのご要望に、より応える事が出来る様になりました。
  • また、試運転でも温湿度の安定性が確認出来、より正確な校正も実現出来る様になりました。
  • 校正の環境作りにはコストも時間もかかりますが、よりお客様の要望に応えたい想いで当社は取り組んでいます。

関連情報をご紹介します。

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