校正のトピックスNo.128【色彩色差計:同じメーカーの白色校正板を使っても値が違うってホント?】 | NKS|計測器・測定器の校正業務

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2012.01.12

校正のトピックスNo.128
【色彩色差計:同じメーカーの白色校正板を使っても値が違うってホント?】

NKS流「ためしてガッテン!」

見た目は同じ白色なのに誤差がでる?

    • 色を数値として表す測定器に、色彩色差計が有ります。
    • 色彩色差計を日常使用するには、その機種専用の白色校正板で値の確認をしてから使用します。

  • 同じメーカーの白色校正板なら、違う機種用の白色校正板を使用しても測定値は変化しないと思われがちですが、実は測定値が変わる事がありました。
  • 取扱説明書には「校正をする際は、この機種専用の白色校正板を使用して下さい」とあります。
  • では、同じメーカーでも違う機種用の白色校正板を用いるとどれくらい誤差が生じるのか実験してみました。

同じメーカーの白色標準板を3枚用意して、それぞれを測定してみました

  • 【使用した機器】

    ○色彩色差計 型式:CS-100

  • 【用意した白色校正板(全て同メーカー品)】
  • ○専1:角度45°からの照明をあてて値付けされた、機種専用の白色校正板
  • ○専2:拡散照明をあてて値付けされた、機種専用の白色校正板
  • ○別 :拡散照明をあてて値付けされた、別機種用の白色校正板

見た目は全く同じでも数値でみると違っています

    • この機種専用の「専1」と「専2」は、ほぼ誤差はありませんでした。
    • 別の機種用の「別」は、0.003~0.004の誤差がでました。

対応機種毎に用意するのがポイントです

  • 別の機種専用の白色校正板を使用すると予想通りの誤差が現れました。
  • 同じ白にしか見えないのですが、メーカーが同じでも1枚で兼用して日常確認をするのではなく、専用の白色校正板を使用する事をお勧めします。
  • メーカーに「何故、そのような違いがでますか?」と問い合わせてみましたが「上位基準が違うので値が変わります」という回答で、やはり「専用の白色校正板を使用して下さい」という事でした。
  • 色彩色差計は、長さ計のような値付けが安定している標準を持つ機器ではないので、特定の色彩色差計には特定の白色校正板がセットになっています。
  • それ故、違う白色校正板を持ってくると、ひょっとしたら、さっきまでゼロだったはずが、値の変動が現れると言った誤差を含む機器という事を前提にお使いください。
  • ちなみに当社では、校正の際にお客様の機種専用の白色校正板を準備させて頂きます。そのため事前にお客様の機種の型式をお伺いしています。

関連情報をご紹介します。

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