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2012.11.15

校正のトピックスNo.170
【力量:お客様の指定手順に関する力量を確保する当社の工夫】

NKS流「校正への工夫」

お客様の指定手順の力量を確保するために

  • 以前、ISOの校正が成立する条件として、以下の4つの条件を紹介しました。
  •  1)標準器のトレーサビリティ
    2)一定レベル以上の技術を有していること(資格化=力量の確保)
    3)手順が明確になっていること(校正手順書)
    4)校正を証明する記録があること(校正品質記録)
  •    関連情報「校正基礎知識のスタディ部屋」への
    リンクはこちらへ>>
  • 最近では、校正手順を管理されているお客様もおみえになり、お客様が指定した手順で校正を行って欲しいという要求も増えてきました。
  • しかし、お客様の手順に従って校正を行うに当たっては、厳密に言うと当社の手順に関する力量(資格)は有していても、お客様の手順に対する力量は有していません。
  • そこで今回は、お客様の指定手順書に従って校正を行う際の当社の工夫を紹介します。

お客様の指定手順と当社の手順書の照合確認を行います。

    • お客様の指定手順による校正作業の要求時には、以下の手順で照合確認を行います。




  • また、当社の校正手順書と合致しない場合には、新たに校正手順を開発したり、社内教育を実施することで力量を確保しています。

照合作業の記録をお客様にお渡しします。

  • 校正の成立条件を満たすためには、校正員の力量が不可欠です。
  • 当社の校正員が力量を有していないお客様の指定手順で校正を行うケースでは、校正員の力量を確保する過程も、校正の品質の一部と捉えています。
  • この様な資料は、一般的には社内資料なため、当社でもお客様にお見せしていませんでした。
  • しかし、当社がお客様の手順に対してどの様に力量を確保しているかを「目に見えるカタチ」でお伝えするために、その記録である「お客様の指定手順に関する照合確認書」を、品質記録の一部としてお客様に提出することにしました。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求