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2013.08.29

校正のトピックスNo.206
【業界毎から見た切り口:牛乳業界の製造部門】

校正から見た「計測器の管理」

安全安心な牛乳を届けるために、毎日製造し管理されています

  • 前回は、「業界毎で使われている機器やその特徴からみた当社ができること」として、ねじ業界の品質管理部門をご紹介しました。
    第三回目は、子供達にとって一番身近な飲み物である牛乳を生産する「牛乳業界」の製造部門を取り上げます。
  • 牛乳は、牛から搾ってそのままパック詰めすると言う単純なものではなく、生乳の受入・殺菌・充填・貯蔵…といった多くの工程を踏んで国から定められた規格を厳格に守って生産管理しています。

牛乳の製造工程と合わせてどんな計測器が管理されているかを調べてみました

    • 牛乳の製造工程とその場面で使用されている主な計測器。

  • 例えば、殺菌工程では130℃で2秒間殺菌したり、貯蔵は10℃以下で管理したりして温度と時間を厳格に守る事を国から求められています。そこで当社では、温度やタイマと言った品質の鍵となる機器の校正を行っています。

当社が持っている校正のノウハウを打ち合わせて進めています

    • 牛乳の製造ラインは、空気や人の手が触れないようになっているのですが、更に菌や異物が入らないように、生産現場全体がクリーンルームに成っています。
      校正を行うにあたり、最も気を付けなければならない部分であり、当社ではクリーンルーム確認表を用いて、事前に持ち込み品や服装の打ち合わせを行い、求められる衛生基準に合わせて対応します。
  • 牛乳の製造ラインは365日24時間稼働しているため、校正したいけどなかなかできないと相談を受ける事があります。
    当社では、夏休みや冬休みで学校向けの生産量が少し減る時、出荷の終わった明け方のライン清掃時など、柔軟に対応させて頂いています。
  • ちなみに、牛乳の生産量が少なくなる時は、ヨーグルトなど他の製品を作る事が有りますが、その時は保管庫の温度管理など牛乳とはちがう機器の管理も必要になりますので、そちらの校正も併せて対応させて頂きます。

関連情報をご紹介します。

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