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2013.10.10

校正のトピックスNo.212
【照度計の校正では、光源を明確にする事が必要です。】

NKS流「ためしてガッテン!」

照度計は、照度計じゃないの?

  • 照度計の校正記録実績を見たら、製造メーカの数は、他の機種に比べて多い事に驚きました。例えば、ノギスやマイクロメータなどの製造メーカは10社程度ですが、照度計は50社以上あり、様々なメーカから販売されています。
  • 照度計なら、どのメーカのものでも、同じ数値がでると思っていたのですが、仕様を調べると「JIS A級準拠」「人の目と同等の分光感度特性」「光源選択ができる」と言った事が製品毎に書かれていて、何か違うようです。
  • そこで、製品や光源によってどのような違いが出るか実験をしてみました。

実験してみました

    • 特徴が違う照度計を3台用意し、2種類の光源を使って、違いがどのように出るか比較実験をしてみました。

用途にあわせた照度計を選ぶ事がポイントです

  • 照度計は、作業環境の明るさを測定したり、撮影時に色合いを整えるために測定したり、使う用途が様々あります。
  • また、鮮魚市場では白色より青色の光の方が魚が美味しく見えたり、家では橙色の光の方が落ち着いたり、同じ明るさでも光源で印象が変わります。
  • 特徴の違う照度計を各メーカが販売しているのは、そのような様々な場面で測定するニーズに対応しているからと言えそうです。そのため、どのよう場面で使いたいかと言う点から目的に有った照度計を選ぶ事をお勧めします。
  • そして、このような性質のため、照度計はトレーサビリティがとれているJIS規格品を基準にしても、光源によって数値が変わってしまう事があります。そのため、当社ではどの光源で校正したかを明確にするようにしました。

関連情報をご紹介します。

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