校正のトピックスNo.216【湿度:塩で湿度環境がつくれる? その3 塩の種類を変えて実験しました。】 | NKS|計測器・測定器の校正業務

{{navs.title}}

TOPICS

2013.11.07

校正のトピックスNo.216
【湿度:塩で湿度環境がつくれる? その3 塩の種類を変えて実験しました。】

NKS流「ためしてガッテン!」

市販の食塩で湿度はちゃんと作れるの?

  • 今回のメルマガは、前回に引き続き、塩で湿度環境を作る実験をご紹介します。
  • 塩と一言で言っても、実はいろいろな種類があり、前回の実験では、塩化ナトリウムの純度99.9%の特級試薬を使用しています。
  • しかし、特級試薬よりも、もっとお値段的にも手軽に入手出来る塩で湿度を作ろうと考えた時に、市販の食塩を使用したらどうなるのか疑問に思いました。
  • よって今回は、塩の違いにより作られる湿度について、実験を行いました。

3種類の塩で湿度を作りました。

    • 【用意した塩】

      1)基準:特級試薬の塩化ナトリウム

      2)市販の食塩A:さらさらした感じの塩

      3)市販の食塩B:つまめるくらいしっとりした感じの塩

      【用意した測定器】

      おんどとりJr. ティアンドデイ製 型式:RTR-53 精度:±0.3℃/±5%RH

    • 純水に飽和状態までそれぞれの塩を溶かし(飽和塩水)、センサを入れた容器をアルミ箔で蓋をしてそれぞれの湿度を測定しました。(同時に雰囲気温湿度も測定)

実験結果から

    • 食塩Aは基準から2%RH、食塩Bは基準から3%RHほど高めで、いずれも測定中はずっと安定していました。

市販の食塩は、基準と比べ、指示は高めでしたが長時間安定していました。

  • 今回の実験では、基準の塩と市販の食塩とで2~3%の誤差が出ましたが、市販の塩は、塩化ナトリウム以外の成分(塩化カリウムや塩化マグネシウム)が混在していることが影響しているようです。
  • 高価な試薬を使わないと湿度がきちんと作れないと思っていましたが、普通に市販で売っている塩でも思ったより安定していて、意外と使えるなという実感が湧きました。
  • 次回の実験は、飽和水の量が違う場合に、湿度はどう違うのか実験する予定です。

関連情報をご紹介します。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求