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2013.12.05

校正のトピックスNo.220
【錆をも発生させる装置があります】

校正にまつわる豆知識

錆をわざと発生させる装置があります

  • 外で使用される製品や材料は、天候の影響で劣化しますが、潮風を受けたり、寒冷地の滑り止め剤の影響で錆が発生する事もあります。
  • 前回は、天候条件に対し製品の劣化試験をする装置のお話をしましたが、金属製品や塗料等に対しては天候試験だけでなく、錆の発生具合を見るために、錆を発生させる装置が使われています。
  • そこで前回に続いて、ユニークな試験機シリーズとして錆を発生させる装置のお話をします。

塩水を繰り返し噴霧させる装置

    • 錆を発生させる装置は、JISにある塩水噴霧試験方法を行う装置で、塩水噴霧装置と呼ばれています。製品サンプルを入れた後、塩水噴霧工程、湿潤工程、乾燥工程を繰り返して錆を発生させます。

    • 海岸部や乾燥地区など場所によって、錆の発生具合は、変わってきます。そのため全ての環境を作り出して試験するには、手間や時間がかかっていました。そこで、塩水噴霧装置が作られ1台で実現できるようになり「槽内温度」「使う塩水の濃度」「pH値」まで決めて、より過酷な条件で試験をして錆の発生具合を見ています。

当社では周辺機器の校正も同時に行えます

    • 当社が校正出来る校正項目は下記になります。
    • 試験用の塩水作成をする時にpH値を確認しないと試験結果に影響を与えてしまいます。そのため、装置の校正は上記の内容ですが、pH計の校正も重要となってきます。
  • 当社は、多種多様な機器の校正を取り扱っていますので、塩水噴霧試験機の校正とセットでpH計の校正も対応致します。もしお忘れでしたら、是非当社へご相談をお願いします。

関連情報をご紹介します。

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