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2014.02.20

校正のトピックスNo.228
【ロッド・アンビル付マイクロメータの校正管理はどうしたらいいの?】

校正から見た「計測器の管理」

ロッド・アンビル付マイクロメータの校正管理で迷われていませんか?

    • 以前、あるお客様から「ロッド・アンビル付マイクロメータの校正管理をどのようにしたら良いか教えて欲しい」とお問い合わせを頂きました。

  • 問題として、ロッド・アンビルごとに全て器差校正(例えば、3点校正などの複数点の校正)を行うと、ポイントも相当多くなり、費用や管理も増えてしまって困るとのことでした。
  • よって今回は、ロッド・アンビル付マイクロメータについて、当社がお奨めする校正内容をお伝えします。

ロッド・アンビルの校正は、ロッド・アンビルごとに各1点で十分です。

  • 外側マイクロメータの校正を例にとると、まず本体の器差校正が必要です。
  • そして、各アンビルの校正について、アンビルが使用により摩耗していたとしても、アンビルとスピンドルは同じ直線上にあることから、複数点測っても、1点測っても誤差の傾向は同じとなります。
  • その為、アンビルの校正は、摩耗度合いを調べるという意味で、各1点校正で十分だと考えています。
  • よって、当社では、本体の器差校正に加え、各アンビルの取り付け時の基点のみを確認する校正をオプション項目としています。

当社でお奨めしているマイクロメータの校正項目を纏めました。

    • 当社では、まず、マイクロメータの器差校正に加え、お客様の使用状況をお伺いした上で必要となるオプション項目をご提案しています。
    • 例えば、納入先様などから、「ロッド・アンビルごとに全て器差校正を実施して欲しい」といったご要求があれば対応させて頂きますので、是非ご相談下さい。
    • さらに、メーカのカタログ等には、「基点合わせを行う際のゲージが別途必要」と記載されており、お客様が普段基点合わせとして使用する基点合わせゲージの校正もお奨めしています。

関連情報をご紹介します。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求