{{navs.title}}

TOPICS

2014.04.17

校正のトピックスNo.236
【校正の三要素:その1 校正作業手順書】

校正から見た「計測器の管理」

校正には押さえるべき三要素があります

  • 当社でも新入社員が入り、教育を行っています。その教育では、校正が成立する三要素である
  •    1)校正作業手順書がある事
  •    2)該当手順の有資格者が校正作業を行う事
  •    3)トレーサビリティの確保されている標準器を使う事
  •  の説明から行っています。
  • お客様の中には、新年度から新しく機器の校正担当を任せられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方にとっては「校正はどうしたらよいの?」「押さえないといけないポイントは?」など、色々悩みや不明な事が多々あると思います。
  • そこで、今回は校正の基本となる、校正成立の三要素の1つである校正作業手順書の重要性を校正の性質の面からお伝えします。

校正も製品と同じように手順書が必要です

  • 製品の場合、いつも同じ品質の状態にする為に、作業標準書や作業手順書をもとに製造されています。
  • これは校正にも同じ事が言えて、手順書が無いと人によってやり方が違う為「Aさんが校正すると合格でしたが、Bさんが校正すると不合格でした。」と言う事が起きてしまうかもしれません。
  • 製品なら、見た目で良品かどうか判断つきますが、校正は得た結果を正と信じて使う性質の為、結果を得る為の方法まで手順書にしっかり織り込まれている必要があります。

当社では4つの側面から押さえています

    • ちなみにですが、当社の校正作業手順書は「関連法規・規格」「作業の安全性」「測定原理」「作業の確実さ」の4つの側面に沿って校正作業手順書として作成しています。
  • 昔の当社の校正作業手順書は、4つも側面が無かったのですが、校正を長年行ってきた経験や失敗をもとに、4つの側面に気づき作成をしています。さらに今では、お客様のニーズという視点も加えて定期的にリニューアルを行っています。
  • 次回は校正の三要素の1つである、有資格者の面からお伝えします。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求