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2014.05.15

校正のトピックスNo.238
【校正の三要素:その3 トレーサビリティと有効期限の管理】

校正から見た「計測器の管理」

約2700台もある標準器をどうやって管理しているの?

    • 今回は、校正が成立するための三要素の3つ目「トレーサビリティ」に関する話題をお伝えします。
    • 当社では、標準器を約2700台保有しており、その使用目的ごとに管理方法を定め、全て国家標準/国際標準とのトレーサビリティを確立させています。

  • そして、トレーサビリティの確立に加え、標準器ごとの校正有効期限も管理しています。
  • しかし、これだけたくさんの標準器を持つと、管理に手間がかかることが予想されますが、実はそんなに手間がかかっていません。
  • そこで今回は、標準器の管理における独自の工夫をお伝えします。

標準器の管理を当社独自の仕組みで運用しています。

    • 当社では標準器のトレーサビリティ、校正有効期限、使用状況が一つの画面で判る様に、社内オリジナルの測定器管理システムで運用しています。

  • 校正有効期限切れの標準器は画面上で警告を出し、使用出来ない様にしています。
  • また、当社では、1つの標準器を各事業所間で貸し借りをしており、全事業所が使用状況を一つの画面で確認出来ることで、お客様の希望日程にて使用可能かどうかの判断がすぐに出来ます。

お客様により安心して頂ける標準器の管理を目指します。

  • 当社として、お客様からご依頼された校正業務に対し、
    1)トレーサビリティの確立した校正有効期限内の標準器を使用すること

    2)必要な標準器を漏れなく確保して校正日程を迅速に決めること

    が必要です。

  • そのため、当社の標準器管理の仕組みは、お客様には表だってお伝えはしていませんが、会社として非常に重要な仕組みであると考えています。
  • また、お客様とお話しをしていると、計測器の管理で手間が掛かっているなど、お困りになっている状況をお聞きすることがあります。
  • そういったお客様に対し、当社の計測器管理システムをお客様向けのシステムにアレンジし、販売させていただくことを今後の検討課題としていきます。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求