校正のトピックスNo.248【ピッチノギス:足が着く浅い穴では困ります】 | NKS|計測器・測定器の校正業務

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2014.07.24

校正のトピックスNo.248
【ピッチノギス:足が着く浅い穴では困ります】

NKS流「ためしてガッテン!」

何故か、しっくり測定できません

    • 2つの穴の中心間距離を測定する機器にピッチノギスがあります。
  • あるお客様の所で、ピッチノギスの校正をしていた時の話です。「このサンプル製品を測定する時、ガタガタするけど、校正の時にガタガタする状態でしたか?」と問い合わせがありました。
  • 念のために、ピッチノギスをお客様立ち会いのもと再度チェックしてみましたが、値のズレもガタガタとした動きも見られませんでした。
  • しかし、サンプル製品を測定すると何故かしっくりせず、お客様と二人で首をかしげていました。今回は、原因を探る為にじっくり調べてわかった、思わぬ落とし穴を取り上げてみました。

十分な深さの穴が必要でした

    • ピッチノギスが測定できる穴径は決まっています。(A社製:1.5~10mm、B社製:2~15mmなど)
    • しかし、測定できる穴の深さまでは、仕様に書かれていません。よって、穴が深ければ上手くはまるのですが、浅いと穴にはまる前に先端が底に当たってしまいます。それが、ガタガタする原因でした。
    • 更にガタガタしない状態にする為、変な位置でピッチノギスを支えてしまうと、正しい位置で測定できていない状態になってしまいます。
  • ガタツキの原因がわかり、校正時の影響ではなかったので、ホッとしましたが、深さも必要という事でお客様と一緒に驚きました。

正しく測定するには?

    • ピッチノギスの測定子の角度を測定してみたら40度でした。そのため、測定したい製品の穴の深さは穴径の1.5倍以上必要と言えそうです。
    • 測定子はメーカや型式によって角度が何種類かありますので、測定したい製品に合わせたピッチノギスを選択する事がポイントです。
    • また、穴のフィット具合で平行からずれる事もありますので、まっすぐである事の目視確認や、丸形水準器をピッチノギスの上に乗せて確認するといった方法を行ってから測る事も必要です。

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