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2014.12.04

校正のトピックスNo.266
【お客様の機器を破損させない為の工夫が、更に見つかりそうです。 その3】

校正から見た「計測器の管理」

新しい「校正票」の更なる工夫とは?

  • 前回のメルマガでは、新しい「校正票」を用いた当社の工夫をお伝えしました。
  • 新しい「校正票」を用いることで、作業者任せになっていた初期状態の確認の仕方が、経験や記憶に頼らずに誰もが同じ視点でチェック出来る様になりました。
  • それに加えて、今回新しく作成した校正票は、もう少し踏み込んだ工夫がされており、今回のメルマガでは、その工夫をお伝えします。

校正時に触ったところを記録することで、お客様がスムーズな立ち上げを行えます。

    • 校正作業を行う際には、校正員が計測器や試験機のスイッチ、ボタン、入力線などさまざまな箇所を触って操作することがあります。
    • その触った部分を校正時に記録し、校正終了後にきちんと復旧させたかどうかを確認出来るようにしました。

    • それにより、お客様への引渡しの際に、当社校正員がどの部分を触ったのかをきちんとお伝えすることで、お客様側が試験機や装置の立ち上げをスムーズに行って頂くことが出来ると考えています。
    • ちなみに、校正票に漏れの無い正確な情報を記録するためには、機種ごとに校正票を作成する必要があり、結果16種類作成しました。

人の経験や記憶だけに頼らせない仕組みを構築していきます。

  • 今回3回にわたり、お客様の機器を破損させない為の工夫についてお伝えしましたが、トラブルを起こしてようやく会社の仕組みの拙さに気づいたこともあり、お恥ずかしい限りです。
  • 今回の電力計と真円度測定機の破損トラブルの是正として、
    1)人の経験だけに頼った確認をさせない

    2)校正前の状態だけでなく、校正中に触った部分も漏れなく記録することで、人の記憶に頼らせない

    ことを重要視して、仕組みの見直しを行いました。

  • 今後も、仕組みを見直していき、トラブルを起こさないよう全力で取り組んでいきます。

関連情報をご紹介します。

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