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TOPICS

2015.12.10

校正のトピックスNo.312
【校正依頼する際、全目盛にわたって校正したくなりますが・・・】

校正から見た「計測器の管理」

校正ポイントを決める際に当社で提案していることがあります。

  • ISO9001では、自社の製品品質によって校正ポイントを自由に決めることが出来ます。
  • 当社では、校正の依頼があった際に、営業マンがお客様に「どのポイントで校正を行うか?」の聞き取りをしています。
  • その際、校正を依頼するのだからあれもこれもやっておかなければという考えで、計測器の全目盛にわたったポイントにすることで、校正時間が多くかかったり、標準器を余分に使用したりすることで、校正コストが過剰に掛かってしまうケースがあります。
  • そのため、当社としては、お客様から指定された校正ポイントを第一としていますが、当社からも押さえるべきことは押さえながら、なおかつ無駄を省くための提案を行っています。
  • 今回のメルマガでは、校正ポイントを決める際のコツをお伝えします。

校正ポイントを決めるには、使用範囲を掴むことが大事です。

    • お客様が製品を検査したときのデータを有効とするためには、実際に使用されている範囲を校正範囲としてポイントを決めることが必要になります。
    • そして、その校正範囲内で最低・中間・最高の3ポイント、最低・最高を均等割にした5ポイントなどの校正点をお勧めしています。

  • しかし、校正範囲が狭すぎると、その範囲から外れた製品の検査データは無効になってしまいますので、その計測器が関係する製品ごとの使用範囲をきちんと押さえておくことが必要です。
  • このことを踏まえて最適な校正ポイントを決めることが大事だと考えています。

当社営業マンが当社独自の資料を使い、お客様へ最適な校正仕様を提案致します。

    • 校正ポイントと同様に測定項目やレンジも使用している範囲に絞り込むことが出来ます。
    • 当社では、お打ち合わせの際には、営業マンが当社独自のオリジナル資料「個別校正仕様書」を使って、お客様へ最適な校正仕様を提案しています。

  • お客様で新しく購入された計測器や、新たな校正先を検討されているケースなど校正ポイントの打ち合わせからお手伝い致しますので、ご遠慮なくご相談ください。

関連情報をご紹介します。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求