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2015.03.12

校正のトピックスNo.277
【安全靴の品質を「クギ」で測る?】

校正にまつわる豆知識

さまざまな分野のお客様の計測器を校正しています。

  • 当社では、さまざなな分野のお客様の計測器を校正していますが、今回は安全靴を取り扱うお客様からの校正のご依頼についてご紹介します。
  • 校正の対象となるのは、安全靴の試験に使う「試験用クギ」です。
  • 安全靴というと、重量物の落下から足を保護するというイメージが大きいと思いますが、実は、クギやガラスを踏んでも貫通しないように足裏を保護する目的もあります。
  • そのため、安全靴の靴底の性能評価をするために試験用クギが使われています。
  • 革靴や運動靴などもいろいろな試験を行っていると思いますが、今回のメルマガでは、試験用クギの校正内容についてお伝えします。

試験用クギは重要な役割を果たしています。

    • 試験用クギはJIS規格の「耐踏抜き試験」(クギを踏んでも靴底を貫通しないかを調べる試験)で使われます。
    • この試験は、「試験用クギを靴底に垂直に立て10±3mm/minの圧迫速度で圧迫力を加え、クギが貫通したときの力を測定する」と決められています。
    • そこで使用する試験用クギはJIS規格で寸法と角度が決められており、安全靴の品質に対して重要な要素になっています。

当社では画像測定器を用いてクギの校正を行います。

    • 当社では、試験用クギがJIS規格で決められた寸法と角度になっているかを標準器(画像測定器)で校正します。

  • 今回のような少し変わった使い方をする計測器についても、校正実現に向けて積極的に取り組んでいきますので、是非お問い合わせ下さい。

関連情報をご紹介します。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求