校正のトピックスNo.280【電気炉:現場作業後持ち帰るのに苦労しています。】 | NKS|計測器・測定器の校正業務

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2015.04.02

校正のトピックスNo.280
【電気炉:現場作業後持ち帰るのに苦労しています。】

NKS流「校正への工夫」

電気炉を持ち帰る際に時間がかかっています。

    • 今回のメルマガでは、電気炉を使用した校正における当社の工夫をお伝えします。
    • 当社では、お客様の温度計を校正する際に、電気炉を用いて校正点の温度を作り出しています。
    • 電気炉は、その機器の仕様上、昇温後にある程度の温度にまで下がらないと電源を切ることが出来ません。
    • また、電気炉の中に入っている均熱ブロック(電気炉の内部温度を均熱にするための治具)も、電気炉に入れたまま輸送すると、ブロックを傷つけたり、割れたりするので、抜かないと持ち帰ることが出来ません。

  • このように、現地の校正作業で電気炉を持ち帰る際には、時間がかかっています。
  • そこで、電気炉の温度を下げるのに、どのくらいの時間がかかるのか実際に実験してみました。

電気炉の温度を下げるのにどのくらい時間がかかるか実験しました。

    • 電気炉の温度を300℃に上げ、電気炉と内部の均熱ブロックを50℃まで下げるのにどのくらい時間がかかるか実験しました。

  • 結果、電気炉は100℃まで下がるのに約70分 50℃まで下がるのに約130分かかりました。
  • 均熱ブロックは電気炉よりも時間がかかり、100℃まで下がるのに約90分、50℃まで下がるのに約150分かかりました。
  • 手で持つことの出来る約40℃の温度になるには、3~4時間程度かかると想定されます。

お客様には作業時間の調整のご協力を頂くこともあります。

  • 現場作業で、夕方に作業を終えて常温近くまで冷めるのを現場で待っていると、お客様にご迷惑がかかってしまいます。
  • そのため、実際に温度が下がる時間を考慮して、事前の打ち合わせの段階で、作業時間の調整が可能かどうかお聞きして、可能であれば調整させて頂いています。(例えば午前中での対応など)
  • ちなみに、均熱ブロックについて、ある一定温度(例:100℃)に下がった段階で電気炉から取り出し、そのまま熱い状態で収納出来る容器の製作を検討しています。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求