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2015.07.09

校正のトピックスNo.292
【丸エフ:配線を確実に復旧するため、ひと手間を大事にしています】

NKS流「校正への工夫」

配線をきちんと戻さないと命とりです。

  • 温度調節計や電圧計などの計測器の校正を行う際には、配線されている入力線を端子から外します。
  • 校正後の復旧時には、当然のことながら、外した線を確実に元の端子に戻すことが重要になってきます。
  • 元あった端子に戻すだけだから簡単な作業だと思われるでしょうが、人が行うことですから、復旧ミスが起きるかもしれません。
  • 昔は、人の記憶だけに頼っていたため、復旧時のつなぎ間違いでお客様にご迷惑をお掛けしたこともありました。
  • そんな苦い経験を2度としたくない想いから、当社が徹底して取り組んでいることをご紹介します。

校正前の準備として、外す線に丸エフを取り付けています。

    • 線が繋がっていない端子がいくつもある場合、記憶だけに頼ると、いざ戻す際に違う端子に繋げてしまうかもしれません。
    • そのため、外した線がどの端子に付いていたかをはっきりさせるため、丸エフを使用しています。
    • 外す線が例え1本だけであっても、丸エフに端子番号を記入して取り付けしておき、校正終了後には、記入された端子番号に配線を復旧させます。

  • 単純な工夫ですが、意外と復旧ミスを防ぐ効果は大きいですし、安心して作業出来ます。
  • 私も実際に作業を行っていましたが、手間がかかっても丸エフをつけようと思えるようになりました。

お客様に安心して計測器を使用して頂く事が目的です。

  • 配線を元に戻した後も必要に応じて、お客様と当社担当者立会いの下で試運転確認も行っています。
  • お客様に安心して設備や計測器を使用して頂くため、校正前の状態に確実に戻すことを今後も徹底して取り組んで参ります。
  • ちなみに、次回校正の折にも活用できる様、お客様に了解を頂いた上でエフを付けたままにさせて頂いております。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求