校正のトピックスNo.296【熱電式温度計:新しい校正手順を取り入れました。】 | NKS|計測器・測定器の校正業務

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2015.08.06

校正のトピックスNo.296
【熱電式温度計:新しい校正手順を取り入れました。】

NKS流「校正への工夫」

熱電式温度計の校正には複数の手順があります。

    • 当社では、熱電式温度計を校正するにあたり、基準接点温度を測らないで検査する方法(氷点式基準接点を用いた校正)で行っています。

  • しかし、JCSSに関する書類をみてみると、熱電式温度計の校正の考え方として、基準接点温度を測らないで検査する方法に加え、基準接点温度を測って検査する方法も最近認められてきたため、この度、当社でこの方法もISO対応の校正手順として採用することにしました。
  • 今回のメルマガでは、今回採用した校正内容についてご紹介します。

基準接点温度を測って検査する方法とは?

    • 温度指示計の基準接点の温度を測定して、その温度分を差し引いた熱起電力を直流電圧電流発生器で入力する方法になります。
    • 具体的には、ハンディキャリブレータを使用し、キャリブレータ自体が温度計の端子温度を測り、自動かつリアルタイムでその温度分を差し引いた熱起電力を発生させ、校正を行います。

    • しかし、このキャリブレータが無い時代は、発生機能しかない直流電圧電流発生器だったために、「入力する熱起電力を手計算しなければいけない」「室温の変化等で基準接点の温度の安定を待たなければいけない」など手間がかかってしまう問題がありました。

  • 直流電圧電流発生器の技術が進歩したことによって、手間がかかるだろうとされた校正が簡単に実現できるようになりました。

今後も校正手順の見直しや開発を続けていきます。

  • 今回、計測器の技術の進歩のおかげもあり、新しい校正手順を社内に取り入れることが出来ました。
  • そして、さまざまな機種の計測器を校正していくにあたり、技術に進歩によって、出来ないことが出来るようになったり、簡単にできるようになったりするケースもあることも分かりました。
  • 当社として、そういった変化も見逃さないようにし、今後も校正手順の見直しや開発を積極的に続けていきます。

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