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校正のトピックスNo.297
【ブロックゲージ:キズがつくのはどんな場面?】

NKS流「ためしてガッテン!」

キズをつける実験をしてみました。

  • お客様からお預かりするブロックゲージの状態をチェックしていると、測定面にキズがいていることがあります。
  • ブロックゲージにキズがつくのは何故だろうと思い、実際にどんなことをしたらキズがつくのか試してみました。
  • ブロックゲージにキズをつけるために用意したものはカッターナイフ、マイナスドライバ、ノギスです。(ノギス、ブロックゲージは廃棄予定のものを使用しました。)
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  • 測定器を大切に扱う当社としては、廃棄予定のものとはいえ「測定器に故意にキズをつける」という行為自体にかなり躊躇しましたが、思い切って実験しました。

予想外の結果に驚きました。

  • まずは、カッターナイフの刃をブロックゲージの測定面に当てて、引っ掻いてみました。
  • すると、全くキズがつかないので驚きました。今度はマイナスドライバで少し力を加えて引っ掻いてみましたが、こちらもカッターナイフ同様に全くキズがつきませんでした。
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  • 次に、ノギスの外側ジョウの測定面の角で引っ掻いてみると、それほど力を加えていないにもかかわらず、いとも簡単にキズがついたので再び驚きました。
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キズの原因は「材質の硬度」でした。

  • 何故このような結果になったのでしょうか?それは、「材質の硬度」の違いによるものでした。
  • 下表のように、ブロックゲージの材質はカッターナイフやドライバ等に比べて硬度が高く(硬く)、逆にノギスやマイクロメータの測定面の材質はブロックゲージより硬度が高いので、「材質がブロックゲージ以上に硬いもので引っ掻くとキズがつく」ということになります。
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  • キズの主な原因は、校正をするときにノギスやマイクロメータで過って引っ掻いたりしてしまうことだとわかり、合点がいきました。
  • カッターナイフやドライバではキズがつかないようなものでも、ノギスやマイクロメータでは、少しの過った動作で簡単にキズがついてしまうので、校正でブロックゲージを使用する際には、特に慎重に扱うことが大切です。
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