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2016.01.21

校正のトピックスNo.315
【風速計:風速計の豆知識】

校正にまつわる豆知識

風速計はいろいろな種類や呼び方があり複雑?

  • 今年は暖冬ですが、ようやく冬らしい気候になり、北風が身にしみる季節がやってきました。
  • 風速計は、気象観測から室内気流、空調設備のダクト内の風速やクリーンルームの風速測定など様々な場面で活躍しています。
  • 風速計はアネモメータとも言いますが、その他にもアネモマスター、クリモマスター、ベーン式等、様々な種類があり複雑だなと思っていました。
  • そこで今回は、風速計の豆知識をご紹介致します。

風速計の種類と特徴を調べてみました。

    • まず初めに、風速計の種類と特徴を調べてみました。


    • ピトー管は、ご存知の方も多いかと思いますが、風速測定から飛行機の速度測定に使われています。
    • コックピットの下に髭みたいに飛び出しています。

  • また、一般的に多く使われている熱式風速計は、風に当たると物体の熱が周囲の空気に奪われ温度が低下する変化を利用した風速計です。
  • 多く使われているだけあって、風速計と言うと熱式風速計や、気象観測に使われている風車型風速計のイメージが強かったのですが、その外にも様々な場面で多種多様な風速計が使われていることが解りました。

「アネモ」の語源は、アネモネの花、ギリシャ語の「風」

    • アネモメータの「アネモ」は、ギリシャ語で「風」を意味するアネモネの花が語源とされているそうで、諸説ありますがギリシャ神話が由来と言われています。また英語での別名はWindflower(風の花)と言います。

  • ちなみに、よく耳にするアネモマスター、クリモマスターは、製品名で、クリモマスターは、湿度の測定もできる風速計です。製品名の由来は、Climate(気候・環境)から来ています。
  • これ以上は、メーカの宣伝?になってしまいますので控えさせて頂き、風速計の種類や呼ばれ方がこれでハッキリしました。
  • 天気予報や環境測定の場面で「アネモメータ」という言葉が使われたときにこの記事を思い出して頂ければと思います。
  • また当社では、風洞を使った風速計(熱式風速計)の校正のお手伝いをしていますので、お困りの際は遠慮なくお声を掛けて下さい。

関連情報をご紹介します。

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