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2016.03.17

校正のトピックスNo.322
【リスク対策:お客様に安全な校正作業をお届けする工夫 その3】

校正から見た「計測器の管理」

機器毎にリスクを明確にする「現場環境調査票」。

  • 前々回のメルマガでは、お客様のご要望、作業環境や作業内容におけるリスク対策を聞き取る「お客様ニーズ聞き取り表」についてご紹介しました。
  • 今回は、様々な環境に設置されている機器に対して、現場のリスクを明確にするための「現場環境調査票」についてお伝えします。

機器毎の設置状況に潜むリスクは千差万別です。

    • 当社では、様々なお客様の現場に出向いて校正作業を実施しますので、現場の状況も機器の設置状況も千差万別です。
    • 例えば、下図のような現場があったとします。

    • 高いところもあれば、暗いところもあり、また屋内とは限らず屋外の場合もあります。この図にはないのですが、暑いところや寒いところ、狭いところもあるかもしれません。
    • このような複雑な現場の状況を実際に見て、どんなリスクがあるかを確認しながら明確に記録として残しておく必要があります。その時に活躍するのが「現場環境調査票」です。

  • そして「現場環境調査票」に基づきリスク対策案をお客様と決めるのですが、その時に前回のメルマガでご紹介した「お客様ニーズ聞き取り表」が使われます。

機器の「場所」だけわかればいいというものではありません。

  • 校正対象機器の場所だけならば、配置図があればいいかもしれませんが、どんな環境で設置されているか、どんなリスクがあるかまでは把握できません。
  • そこで「現場環境調査票」を使用することにより、機器毎の環境に合わせたリスク対策が明確になるので、安全に作業を進めるための方法を事前に把握できるようになりました。さらに、作業の準備や段取りまでもスムーズにできるようになり、思わぬ効率化にもつながりました。
  • リスクは思わぬところに潜んでいるという意識を忘れずに、気を抜かず、手間を惜しまずに身を引き締めて作業を進めていきます。

関連情報をご紹介します。

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