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2016.04.21

校正のトピックスNo.327
【校正結果NGの時は、管理計器を見直すチャンス】

校正から見た「計測器の管理」

便利なハンディ型の計測器が増えています

    • 高性能の計測器なら100V電源が必要というのが当たり前で、電池で動くハンディ型は精度面で少し下でした。しかし、ここ最近のハンディ型は、以前に比べて精度も良くなり、電池で動くという手軽さもありハンディ型を管理計器として使われるお客様も増えています。
    • 当社でも、お客様の現場では必ずしも電源が確保できるとは限らないので、最新のハンディ型の機器も揃えていっています。

収納したままにしている事が多そうです

    • あるお客様から、ハンディ型のデジタル温度計の校正依頼がありましたが、引き出しの中で眠っていたらしく「日頃使っていないけど大丈夫かなぁ?」と渡されました。SWを入れるとすでに電池交換マークが出ている状態でした。
    • このままだと、校正途中での電池切れや表示が不安定になる懸念があったので、お客様に電池交換を勧めましたが、あいにく、専用電池だったのでお客様は交換用を持ち合わせていませんでした。
    • そんな状況でしたが、現状のまま校正を進めて下さいと依頼があり、校正を実施した所、誤差が大きいだけでなく、途中で電池切れという残念な結果となってしまいました。

管理計器の見直しポイントかもしれません

    • 校正結果は残念な記録ですが、日頃使っていないけど、管理計器なので校正を依頼した。結果はNGという今回のような事例の場合は、管理計器の見直しタイミングかもしれません。
    • 単純に「使っていないから」と管理外にするのは簡単ですが、でも、その機器を管理対象にした経緯が何かあるはずです。
      また、使用頻度が減った理由が、機器の使い勝手なのか、精度面なのか、別の便利な計測器があるのか・・・何か背景があったのでは?と考えます。
  • 当社は、校正専門企業として得た多くの経験・工夫・ノウハウを活かし、お客様の計測器管理のお役に立てたらと考えていますので、もし、このような状況など計測器の管理での相談事がありましたら、当社スタッフに声をかけてください。

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