{{navs.title}}

TOPICS

2016.06.30

校正のトピックスNo.335
【業界からみた切り口:紫外線のイメージは日焼けだけ?】

校正から見た「計測器の管理」

紫外線と言えば、日焼けするから人から見たら厄介者?

  • 「紫外線のイメージは?」と聞かれると季節柄、多くの方は日焼けを思い浮かべるのではないでしょうか?
  • 日焼け止めをみるとSPFやPAといった記号で日焼けを防ぐ目安が書かれているので、「NKSでは、紫外線測定器の校正も行っています」と言われると日焼け止め用の測定器の校正だろうと連想されるかも知れません。
  • 予想を外して申し訳ないのですが、日焼け止め用の測定器の校正依頼は当社には無いのです。
  • でも、紫外線測定器の校正依頼は、意外に多業種から有ります。そこで今回は「日焼けだけではない。紫外線の意外な使われ方」を紹介します。

紫外線の特長によって使われる業界が替わります

    • 紫外線の使われ方から大きく分けると、殺菌・検査・加工の3種の分野があります。
    • 殺菌の分野では、日焼けに代表されるように、細胞を破壊するという特長を利用して、メスや水などの殺菌を行っている業界などで使われています。
    • 検査の分野では、紫外線に反応して蛍光する物質と組み合わせて、金属表面の傷の状態を検査する非破壊検査の業界、製造業の製品検査の部門などで使われています。
    • 加工の分野では、熱を使わずに樹脂を固まらせるという特長を利用して、CDの傷防止のコーティングをする業界、ペットボトルやクリアファイルへ印刷する業界などで使われています。

当社は、各業界の事を知った上で校正対応に応じています

  • 紫外線は、日常生活からみると肌に影響を与える厄介者かもしれませんが、工業の視点から見ると、様々な業界で使われていて、目に見えない紫外線の使い道を上手く見つけ出しているなぁと改めて感心しました。
  • 当社は、業界や機種に拘らず校正対応が可能なので、紫外線測定器の校正だけではなく、業界毎に使われる「時間計」「温度計」などの周辺機器も一緒に校正対応出来ますので、校正の相談がありましたら、営業マンに気軽にお声をかけてください。
  • 今回は、紫外線を使う業界について少し紹介しましたが、機会がありましたら、また別の業界について話せればと思います。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求