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2016.08.25

校正のトピックスNo.341
【照度計にはいろいろな規格のものがあります】

NKS流「校正への工夫」

照度計は幅広い用途で使用されており、校正ニーズも多いです。

  • 照度計は、工場や事務所、店舗、病院などの環境測定や照明機器メーカ、照明工事の試験など非常に幅広い分野で使用されています。
  • それゆえに、照度計はたくさんのメーカで製造されており、新品価格も高いものから数千円程度で購入出来るものまで幅広くあります。中には、市販の工作キットから、自分たちで製作できてしまうものもあります。
  • お客様から照度計の校正見積りのご依頼を頂いた折りには、当社での対応内容をお伝えしてから進めており、今回のメルマガではその内容についてお伝えします。

精度判定するのが難しい場合があります。

    • 当社では、トレーサビリティの確保が出来ている照度計(標準器)と、校正対象の照度計との比較校正(結果値と基準値を比較と精度判定)を行っています。
    • 照度計のメーカカタログをいろいろ見てみると、用途などによってそれぞれ規格が違っています。

    • その規格ごとに、照度計の受光特性(フィルタ)や演算処理などに違いがあるため、同じ距離から光源を照射しても値が違ってきます。

  • 同じ規格同士での比較であれば特性が同じなので、結果値と基準値を比較し、精度判定することが出来ます。
  • しかし、違う規格同士や規格が不明な照度計では、例え比較したとしても、得た数値が特性による数値なのか、機器そのものが悪くなっているのか・・・といった点で妥当性が見えないことから判定することが出来ません。

当社では、JIS規格品、CIE規格品の校正を行っています。

  • 当社が所有している標準器はJIS規格品とCIE規格品になり、同じ規格同士での比較校正の対応を行っています。
  • メーカのホームページや商品カタログには、照度計の製品仕様としてJIS又はCIE規格品かどうか明記されているケースもあります。
  • 校正依頼を頂いた際には、当社での校正実績も含め、こちらでもお調べしますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求