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2016.09.01

校正のトピックスNo.342
【熱電式温度計:JIS規格以外の熱電対も校正します】

NKS流「校正への工夫」

熱電対にはJIS規格以外のものがあります。

    • 熱電式温度計は多数のお客様から校正依頼があります。熱電対の仕様はJIS規格であることがほとんどですが、中にはJIS規格以外の熱電対が使われていることがあります。

  • 今回のメルマガでは、JIS規格とJIS規格以外の熱電対の種類と特徴についてご紹介します。

熱電対の種類と特徴。

    • JIS規格に規定されている熱電対と、当社で校正対応可能なJIS規格以外の熱電対の種類と特徴は以下の通りです。

  • JIS規格の熱電対の中では、使用温度範囲が広いことから「K」熱電対が最も多く使用されています。「B」熱電対はJIS規格の中では最も高温で使用できます。また「R」熱電対や「S」熱電対は材料に白金が使われており精度が良いという特徴があります。
  • JIS規格以外の熱電対は、主に海外規格(アメリカのASTM規格やドイツのDIN規格)のものです。2000℃の高温域で使用したり、高温で長時間連続使用できるなど、JIS規格の熱電対にはない特性をもった熱電対です。

JIS規格以外の熱電式温度計も校正します。

    • 当社でおこなっている熱電式温度計の校正は、①熱電対を含む実温による熱電式温度計のループ校正、②模擬入力による熱電式温度計の単体校正があります。

  • 模擬入力校正に必要な補償導線は、JIS規格以外では、「PLⅡ」「WRe5-WRe26」「L」「グラスセンサT」を所有していますので、校正の対応は可能です。
  • 熱電式温度計の校正にお困りの際は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせ下さい。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求