校正のトピックスNo.345【質量の単位:なぜキログラムではない単位が混ざっているの?】 | NKS|計測器・測定器の校正業務

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2016.09.29

校正のトピックスNo.345
【質量の単位:なぜキログラムではない単位が混ざっているの?】

校正にまつわる豆知識

JISを見ていて、あれ?と思いました。

    • 秤について調べ物をするためJISを見ていたら、はかりに使用される計量単位がいろいろ記載されていました。
    • 通常使用されている質量単位は、おなじみのトン、キログラム、グラム、ミリグラムになりますが、これ以外に聞き慣れない質量の単位が3つ書かれていました。

  • 単位がもんめ?カラット?トロイオンス?なぜこのような呼び方をしているのか疑問に思い、それぞれルーツ(由来)を調べてみました。

銭や穀物がルーツとなっていました。

    • もんめは、中国(唐)の開元通宝銭の重さにちなんでいて、以後日本でも使われ、銭貨1文の目方を文目とよんだ習慣が由来。以後、匁(もんめ)とも呼ばれ、江戸時代などは薬や品物などの重さをはかるために使用されていました。
    • カラットは、ギリシャ語のキャラテイオン(いなご豆)に由来。いなご豆は地中海沿岸の温暖の土地で作られ、古代から食用や甘味料として使用されていました。重さが約0.2gとほどほどにそろっていたことで、メートル法などなかった時代のヨーロッパでは、商取引の際に軽い宝石の重さをはかるのに使用されていたようです。(ウィキペディアなどにいなご豆の詳しい解説があり、ご参考になると思います)
    • トロイオンスは、トロイ衡(ヤード・ポンド法における質量単位の系統の一つ)における重量単位で、480グレーンを1トロイオンスと定義。グレーンは古フランス語で穀物
      の意味を持ち、大麦の種1粒の重さになります。

昔の商取引では、銭や穀物が分銅代わりに使用されていました。

    • 昔は、商取引で重さをはかる際に、銭貨や穀物が分銅の代わりとして使用されていたことに先人の知恵と工夫を感じ、とても面白いなと思いました。

  • さらに、重さの基準は、昔のヨーロッパでは穀物、アジアでは中国を中心に貨幣が主流となっていたようです。
  • 今回、質量の変わった単位の豆知識をご紹介させて頂きました。今後も面白い由来の品がありましたら、その都度ご紹介させて頂きます。

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