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2017.01.19

校正のトピックスNo.358
【液体の圧力を測る圧力計の校正方法】

NKS流「校正への工夫」

海水が入った圧力計は校正できない?

    • 船舶関係のお客様から圧力計の校正依頼がありました。
    • 圧力計を海水等で使用しているため、内部に海水が入っています。校正の際に圧力計の内部に残っている海水が標準器側に入り込むとで、標準器が破損するおそれがあり、他の校正会社に断られて困っているとのことでした。

  • 当社なら、海水を測定しているような圧力計でも校正が可能です。今回のメルマガでは、そのような圧力計を校正するための当社の工夫についてお伝えします。

圧力校正器への海水の浸入を防げば大丈夫。

    • 当社では、圧力校正器に海水などの液体物が入り込まないように、「ダート・モイスチャ・トラップ(GE社製)」という治具を使用しています。これを圧力計と圧力校正器の間に取り付けると、海水と空気とを分離する役割を果たします。

    • この「ダート・モイスチャ・トラップ」は、見た目はただの「筒」で、中の構造もシンプルなのですが、しっかりと液体の進入を防いで、圧力校正器を守る優れものです。

液体用の圧力計の校正でお困りの際は当社へご依頼下さい。

  • 圧力計は、空気だけでなく、水・海水・油・その他様々な液体の測定にも用いられます。
  • 多くの用途で用いられる圧力計ですが、当社では様々なお客様のニーズにお応えするように校正への工夫を色々と考えています。液体用の圧力計の校正にお困りの際は、当社にお気軽にお問い合わせ下さい。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求