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2017.02.02

校正のトピックスNo.360
【IATF16949:ISO/IEC17025規格に準拠した校正の現実問題 その5】

校正から見た「計測器の管理」

ISO/TS16949(自動車業界の規格)が2016年10月に改訂されました

    • 2016年10月に、自動車産業品質マネジメントシステム規格であるISO/TS16949:2009の改訂に伴い、IATF16949:2016が発行されました。
    • その影響もあってか、お客様より「これから取得をする予定があるのですが、どう対応すればいいのでしょう?」といったお問い合わせを頂きます。
    • この規格で要求される外部試験所に対する「ISO/IEC17025(校正試験所)に準拠した校正の現実問題」については、お客様の苦労と当社の悔しい思いについて過去4回にわたりご紹介致しました。

「ISO/IEC17025規格に準拠した校正の現実問題 その4」の情報はこちらへ>>

「ISO/IEC17025規格に準拠した校正の現実問題 その3」の情報はこちらへ>>

「ISO/IEC17025規格に準拠した校正の現実問題 その2」の情報はこちらへ>>

「ISO/IEC17025規格に準拠した校正の現実問題 その1」の情報はこちらへ>>

  • そこで今回は、外部試験所の要求事項の改定ポイントと、国内の校正試験所の認証登録状況についてご紹介致します。
  • (但し、ご紹介する内容は、実際には審査機関や審査官によるため、校正をする当社独自の見解であることをご了承下さい。)

「外部試験所」の要求事項のハードルが上がった?下がった?

    • 改訂による「外部試験所」の要求事項の変更ポイントを紹介します。



国内のISO/IEC17025(校正試験所)、JCSS認定事業者の現状は?

    • 現状(2017年2月)の認証取得状況と比べてみました。



  • JCSS認定事業者数は、5年前(2012年2月)に比べおよそ2割増加している一方、ISO/IEC17025(校正試験所)については、認定された校正機関の数は増えたものの、登録数は減少していました。

認証登録機関は増加しているものの現場環境レベルの認証登録機関は、まだまだ少ないのが現状です

  • 認証登録機関が増えてはいる(現場環境レベルを含め)ものの、多くは試験室・実験室・検査室といった環境下で使われる標準器レベルで、現場環境レベルの認証登録機関は、まだまだ少ないのが現状です。
  • 余談になりますが、当社は現在、現場環境レベルの「温度指示計器」のJCSS認証取得に取り組んでいます。
  • しかしながら審査機関から「現場レベルのラフな環境下での認証取得は珍しいですね。」といわれた経緯があります。(恥ずかしながら、そのような背景もあり、なかなか思うように進捗していない状況です)
  • そのような現状から、当社では
    1)管理レベルによる測定器の識別
    2)お客様による外部試験所としての第二者評価の実施
    を推奨させて頂いています。
  • まだまだお客様の苦労は絶えないことと思われますが、当社もお客様の期待に応えられるようJCSS認証取得への取り組みを続けております。
  • また、お客様による第二者評価の受入体制を整えておりますので、その際には、弊社営業窓口までご相談下さい。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求