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2017.02.23

校正のトピックスNo.363
【変わった測定面のマイクロメータをご紹介します】

マイクロメータと言えば・・・

    • 「マイクロメータってどんな形?」と言われると図のような形を思い浮かぶ方が多いと思いますが、マイクロメータの仲間には色々な形をしたものがあります。
  • お客様から「こんな形のマイクロメータだけど、校正できる?」と少し変わった形であるが故に心配そうな雰囲気で校正依頼の相談を受ける事があります。
  • 今回は当社が校正対応している、ちょっと変わった形のマイクロメータの一部をご紹介します。

歯厚マイクロメータ:歯車の相性をみる為のマイクロメータ

    • 時計や機械仕掛けのおもちゃなどの歯車の組合せをよく見ると、同じサイズ同士のみで構成されているわけではなく、大小様々なサイズの歯車が組み合わさっています。つまり、歯車は
      サイズの大小よりも、歯の噛み合わせの相性の方が重要となります。そのため、互いの歯の厚さや形状などの評価をしやすくする為に、歯厚マイクロメータが出てきました。

グルーブマイクロメータ:奥まった場所などをはかる為のマイクロメータ

    • エンジンやピストン等は形状が複雑で、手が届かない狭く奥まった箇所や覗いただけでは良く分からない箇所もあります。そこで、そのような場所の寸法をマイクロレベルで測定する事を手助けする為に、グルーブマイクロメータが出てきました。

当社は、変わった形のマイクロメータの校正にも対応しています

  • 今回は、2種類のマイクロメータを紹介いたしましたが、まだまだ変わった形や機能がついているマイクロメータが存在しています。
  • 当社も初めは、良く見る形のマイクロメータだけの校正実績でしたが、お客様が気軽に「これできる?」と声をかけて下さったおかげで実績を増やす事ができたと感じています。ありがとうございました。
  • 今後も、様々な機器の校正でお手伝いできるように取り組んでいきますので、遠慮無く相談ください。

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