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2018.01.25

校正のトピックスNo.404
【防爆:そもそも防爆ってなに?】

あまり使わない言葉なのでピンとこないです

  • 前回、防爆工具について紹介しましたが、当社の若手社員から「携帯とかに使われている防水という言葉なら何となくイメージが付くけど、防爆という言葉は日頃使わないのでピンとこないです」とありました。
  • 確かに防爆という言葉は、労働安全衛生法にでてくる用語なので、日常生活する上では少し馴染みが無いかも知れません。そこで今回は防爆に関する要点をイメージ化してお伝えします。

爆発から人の身を守るためです

    • 携帯などに使われる防水は携帯の破損対策ですが、防爆は人の安全を守る対策です。安全という視点から考えると、やはり爆発をさせない事が一番の対策となるので、まずは爆発がどのように起こるのか見てみます。
  • 爆発は爆発性雰囲気の中で点火源が加わると発生します。逆に言えば、どちらかを隔離すれば爆発は起きないといえるので、その考えをもとに色々な対策が取られています。
    1.可燃性ガスなどが入り込まない構造

    2.窒素ガスなど不燃性ガスを流し、可燃性ガスが入り込めない構造

    3.遠隔操作

    4.計測器が電気で動くのでは、圧力計のように空圧や水道メータのように水力で動く物のみ使う

    また、仮に爆発しても大丈夫なぐらい頑丈なもので覆うという事を対策として取られている例もあります。

爆発事故を起こさない為にもご協力願います

  • 当社では着火源を持ち込まないという視点で校正作業にあたりますが、念の為にもう一つの要素である爆発性雰囲気の除去をお客様にお願いしています。
  • そのため、装置の停止や換気などのご苦労をおかけしてしまいますが、安全に作業を行うためにご協力をお願いします。
  • これからも、リスクを最小限に減らすために様々な視点に目を向け、努力を惜しまず作業を進めていきます。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求