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2018.05.24

校正のトピックスNo.419
【直示天秤:あまりお目にかからない秤を紹介します】

直示天秤は日本で戦後に普及し始めた天秤です。

  • 質量を測定する計測器といえば、今では電子天秤が主流ですが、電子天秤が登場する以前には、精密な質量を測定するのに直示天秤というものが用いられていました。
  • 直示天秤の歴史は古く、1945年にエアハルト・メトラーにより発表され、日本の精密機器メーカが1948年に生産を開始したそうです。
  • 今回のメルマガでは、この直示天秤についてお伝えします。

分銅の載せ降ろしをダイヤル操作で行います。

    • 直示天秤が登場する以前は、さおの両端に皿が吊り下げられた手動天秤というもので質量の精密測定が行われていましたが、分銅の載せ降ろしや、釣り合いの触れ幅を目盛板で確認するのには、熟練者でも時間や手間が掛かるといわれていました。

    • そこで、分銅をピンセットで少しずつ皿に載せ降ろしをする代わりに、ダイヤルを操作して、その時のダイヤル値と投影目盛を読むだけで質量を測定できるようにしたのが直示天秤です。


希少な天秤ですが校正対応しています。

  • 直示天秤を見かけることは少なくなりましたが、当社では校正対応をしていますので、お持ちのお客様は是非お問い合わせ下さい。

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