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2018.06.28

校正のトピックスNo.424
【あなたの体重の値は、国のお墨付きで小さくなったかも?!】

2017年3月15日 国土地理院から「日本の重力値の基準を40年ぶりに更新」と発表

  • 体重を毎日はかって一喜一憂している方も多いと思いますが、「重さ」をはかる事は日常生活では身近なものです。
  • 物の重さは重力値によって変わるのですが、その重力値が日本の多くの場所で小さくなったという発表がありました。
  • 重力値が小さくなるという事は・・・何か期待が持てそうです。今回は、その実態に迫ってみます。

重力値が40年前に比べて最大-0.1mGal変化しました

    • 測量で使う三角点のように、重力値を測定する場所として、重力点というものが全国250箇所以上設置されていています。
    • 国土地理院によって測定した結果、地殻変動の影響で40年前の発表時と比べ、地上での重力値が最大で-0.1mGal変化したそうです。
  • この数字を体重に当てはめると、体重60kgで最大6mg程度なので、体重計ではとても読めない小さな小さな数字となります。もっと大きな数字を期待された方すみません。

日常生活では、ほぼ変わらないです

    • 発表から1年以上過ぎた今をみてみると、変更によって重さが増えた減ったと大騒ぎになる姿はなく、体重計をみて「食べ過ぎた・・・」と重力値とは違う要因で騒ぐ、相変わらずな日常の風景が現実です。
    • 今回、地理の話しにまで広がったので校正とは一見関係なさそうに見えますが、今回のキーワードである「地理」「重力値」「重さ」の繋がりを図のように見ていくと、有る一面では地理と校正が繋がってくるのです。
  • 次回は地理と校正の関係についてもう少し迫ってみます。

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