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2018.08.02

校正のトピックスNo.429
【暑熱環境計:今年の暑さは半端ない!暑熱環境計を使った熱中症対策】

今年の暑さは半端ない!

  • 今年は、埼玉県熊谷で41.1℃、高知県江川崎で41.0℃、岐阜県多治見で40.9℃など、軒並み観測史上最高を更新する猛暑が続いています。
  • また、7/24のニュースでは、熱中症による救急搬送人員数が、全国で2万2000人を超え、10年前に統計を取り始めてから過去最多を記録しました。
  • そんな最中、最近テレビで暑熱環境計やWBGT(暑さ指数)という用語を良く目にしませんか?
  • そこで今回は、暑熱環境計で測定できるWBGT(暑さ指数)と熱中症対策についてご紹介します。

WBGT(暑さ指数)とは?

    • WBGT(暑さ指数)とは、Wet Bulb Globe Temperature(湿球黒球温度)の頭文字で、1954年にアメリカで提案されました。

    • 今では、国際規格ではISO7243、日本のJIS規格ではJIS Z 8504として規格化もされています。
    • WBGT(暑さ指数)の特徴は、人体への影響が大きい①気温、②湿度、③輻射熱を用いた指数で、単位は「℃」で表されます。
    • 気温の「℃」と同じで、少し紛らわしいですね。
    • そして、その指針は、「日常生活に関する指針」「運動に関する指針」「作業者に関する指針」によって基準の値も分かれています。
    • また、「作業者に関する指針」では、衣類の組合せにより暑さ指数(WBGT)に補正値を加えることもポイントです。


当社も7年前から暑熱環境計を活用し熱中症対策をしています

    • 当社でも、作業者の熱中症対策として7年前から暑さ指数を測定できる暑熱環境計を活用し、熱中症のリスクを数値(WBGT)で確認しています。

  • そして当社では、その数値(WBGT)を元に、作業環境のWBGT値が28~30℃では、作業を50分したら10分休憩、31℃以上では、作業40分したら20分休憩することを、休憩時間の目安にしています。
  • また、熱中症を予防するには、作業状況に応じて休憩時間の確保、水分・塩分の摂取、透湿性・通気性の良い服装、体調の確認(睡眠不足・体調不良)などの健康管理もポイントです。
  • まだまだ猛暑が続きますが、熱中症対策を万全にし、今年の半端ない暑さを乗り切りましょう。

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