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2018.11.08

校正のトピックスNo.441
【JIS規格:日本工業規格(JIS)の名称が変わる?】

日本工業規格(JIS)の名称が変る?

  • 皆さんが良く耳にされるJISは、日本工業規格(Japanese Industrial Standards)の略で、1949年(昭和24年)に制定された日本の規格です。
  • 現在(H30年3月末現在)では、なんと10,667規格も有り、自動車、鉄道、船舶、鉄鋼といった工業製品から、管理システム、情報処理など多岐にわたります。
  • JIS規格には、計測機器に関する規格も数多く有り、私たちも校正方法などを参考にしています。
  • その日本工業規格(JIS)の名称が来年変わることをご存知でしたか?
  • そこで今回は、日本工業規格(JIS)について最近の話題を交えご紹介致します。

温泉マーク、JISとISOどっちが分りやすい?

    • 2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、「温泉マーク」をどうするか話題になっていた事は記憶に新しいと思います。
    • これは従来、日本人に馴染みのあるJISの温泉マークにするか、外国人にもわかり易いよう国際規格であるISOの図記号にするかという話題でニュースでも大きく取り上げられていました。
    • 結果は、ご存知の方も見えると思いますが、アンケート調査などから、現行のJISの温泉マークを残しつつISOの図記号もJISとして採用し、状況に応じて選択できるようになりました。

  • 温泉マークもそうですが、日本工業規格(JIS)は工業の分野だけでなく現在では、情報、サービス、マネジメントといった幅広い産業分野に及び規格が制定されています。

平成31年7月1日より、「日本産業規格(JIS)」に名称が変わります。

  • こういった背景などから、来年(およそ71年ぶり)、日本工業規格(JIS)から、「日本産業規格(JIS)」に名称が変わります。
  • 英語名称のJapanese Industrial Standardsは、変更無く、JISという略や、JISのマークの変更もないそうです。
  • ちなみに、JIS規格は、日本工業標準調査会ホームページ 「JIS検索」から誰でも閲覧ができます。
  • 温泉マークの規格は、JIS Z 8210:2017 の24ページに掲載されています。もしお時間有れば覗いて見て下さい。

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