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校正のトピックスNo.452
【管理用機器の校正範囲はどこまで広げたらよいですか?】

担当者の心配は尽きないです

  • あるお客様の製造施設では室温を23 ℃±3 ℃で管理しているので、ISO9001管理用の温度計の校正を20~26 ℃の範囲で行っています。ところが次のような相談がありました。
  • 「もしもの時の話しが社内でありました。空調が壊れたりシャッタの閉め忘れが原因で、夏場に26 ℃を越えたり、冬場に20 ℃切ってしまうかもしれない。それに備えて、例えば10~30 ℃へ校正範囲を広げた方が良いのでしょうか?」
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  • 10~30 ℃に広げた校正をしたとしても「心配なので0~40 ℃に広げた方が良いかも…」という心配が次から次に湧いてくる可能性はあります。そこで、当社が考える1つの根拠を紹介します。

校正範囲は品質に影響する範囲で設定するのがポイントです

  • 「室温を23 ℃±3 ℃で管理する」という設定は、日頃生産される製品の品質維持の為に必要な範囲設定と考えられます。校正の目的が品質維持という点からみると20~26 ℃で校正を行うのは妥当な範囲と言えます。
  • 仮に、何かしらの要因で室温が19 ℃になっている事に現場の方が気付いた場合、異常事態という事で生産をストップさせ、原因追及をする動きになると想定されます。つまり、その場面では製品品質どころの騒ぎではない状態と言えます。
  • また、室温が19 ℃だろうが15 ℃だろうが異常事態なら、同じ行動で原因調査を行うので、管理範囲外の数字に対しては、そこまで心配し精度に拘る必要はないと考えます。
    よって、異常事態対策として校正範囲を広げる事は当社として推奨しておりません。
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校正業者としての知見を使ってお役に立ちたいです

  • お客様へ説明したところ、なるほどと理解して頂けました。
  • 校正対応可能範囲内なら、理屈抜きで依頼を受けるのも1つかも知れませんが、校正業者としての経験や原理・法則からみた知見をもとに、お客様の心配事を解消したいと考えています。
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  • 校正に関して何か困り事がありましたら、気軽に営業マンへ相談下さい。

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