校正のトピックスNo.476【まるで心拍ログ??ある日の圧縮空気の油分量変化】 | NKS|計測器・測定器の校正業務

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2019.09.05

校正のトピックスNo.476
【まるで心拍ログ??ある日の圧縮空気の油分量変化】

朝イチと夕方で圧縮空気中の汚染物質の量って変わるの?

    • 圧縮空気は製品の乾燥や、エアー機器の動力源など、様々な用途で使われています。
    • 圧縮空気には、目に見えないものの、様々な汚染物質が含まれます。
    • 汚染物質は圧縮空気の供給設備で発生したり、吸引する空気から流入してきます。

    • それをフィルタ等で一定割合を捕捉・除去するわけですが、汚染物質の発生・流入量が変わると、汚染物質の量も変わりそうです。
    • ということは、朝一番の工場が落ち着いている時と、設備が立ち上がって稼動している時で、状況が違う可能性があるのではと考え、
    • ヒトの心拍数を24h測る活動量計のように、連続で測ってみることにしました。

連続的に圧縮空気中の油分量を測ってみました

    • 人の手を介して油分量をサンプリングして測る方法では、一定時間毎にその場での作業が必要です。
    • 当社には、油分量を連続的に測定できる機材があるので今回はこれを使います。

    • 使った測定器

・オイル蒸気計測装置 MetpointOCV(BEKO社製)
・0.01~1.25mg/m3(測定レンジ0~5mg/m3)
基本的にフィルタ下流側の清浄な空気を測定する目的の機材です。

    • 測定条件

・ウォーミングアップ後、連続的に24時間測定(平日)
・末端サンプリング箇所で、測定器に5.5m3/h程度を通気

    • 測定結果

じつは結構圧縮空気の油分量って変動しているのかも?

    • 結果の数値から工場の稼動状態を想像すると

・夜間~早朝 圧縮空気は使われず、油分量は落ち着いている
・9時 工場で圧縮空気が使われ、油分量が増えだす
・12時前 使用量増加+貯圧タンクへの供給でコンプレッサ運転率上昇に伴い、油分量も増加
・17時 製造ライン停止で使用量が減り、油分量も落ち着いてくる

    • 測定値は様々な要因で変化するため、上記結果はあくまで一例ですが、このような、連続的な圧縮空気の油分量測定作業も対応可能です。
    • ご興味のある方は是非一度お問合せください。

[表題回収]

  • 平日9-17時の間に上昇し、定時後に数値が落ち着いてくるこのグラフ。
  • 自分の活動量計に示される心拍数のログデータのようで、なんだか設備に親近感(?)がわきました。

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