校正のトピックスNo.508【硬さ試験機:種類はあるけど、何処でわけてるの?】 | NKS|計測器・測定器の校正業務

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2020.06.04

校正のトピックスNo.508
【硬さ試験機:種類はあるけど、何処でわけてるの?】

硬さは物理的な定義のない曖昧な単位です

  • 「硬さ」は、試料が試験力によって変形(くぼみ)を与えられた時にできた、変形(くぼみ)の大小を現すものです。
  • 長さのような国際単位系がなく、硬さは別々の時代を生きた人たちが、独自に提案した方式で測ろうと試みた結果、物理的な定義がなく曖昧になっています。共通事項があすとすれば、圧子を使って試料に試験力をかける点だけが共通しています。
  • 硬さ試験の種類や違いがあることは知っていましたが、試料の特徴によってどこで分ければいいのか曖昧になりがちだったので、
  • 今回のメルマガで、そんな曖昧な硬さ試験の種類や意味・用途について調査したので紹介します。

用途によってさまざまな試験方法がもちいられます

    • 硬さ試験には、ブリネル(Brinell)、ロックウェル(Rockwell)、ビッカース(Vickers)があり試験力や試料の大小によって使い分けています。

    • ブリネルやロックウェルの由来は人物名であり、それがそのまま試験方法の名称になりました。それに対してビッカースは、鉄鋼会社名で1925年に開発された試験方法です。

  • ブリネルは、鋳物、鍛造物、構造材などの硬さ試験に使用されます。試験力は、4.90~29.42kN(500~3000kgf)と硬さ試験の中で試験力が一番大きく、エンジンブロックやトランスミッションケース等の硬度を測るのに適しています。表記方法は、硬さを意味するH(Hardness)とどの方式かを示す、B(Brinell)で表記はHBです。
  • ロックウェルは、多種多様な硬さ試験に使用されます。その理由にブリネルやビッカースと違い深さを読取るだけで結果が得られることが挙げられます。表記方法はHRです。
  • ビッカースは、大きな試験力を加えると破損することがあり、少しの領域でしか試験できないような微小部品の硬さ試験に使用されます。試験力が小さく、くぼみが肉眼では見えないため、試験機の中に組み込まれた顕微鏡により対角線を測定して、硬さを求めます。表記方法はHVです。

さまざまな硬さ試験機に対応しています

  • 当社では、さまざまなお客様のニーズに対応すべく、上記試験機はもちろんのことそれ以外にも、マイクロビッカースやショア硬度計の校正も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

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