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校正のトピックスNo.511
【温度計の校正:オリジナルの治具を準備して校正しています】

温度計は、多くのお客様から校正依頼があります。

  • 当社では、さまざまな業種のお客様から校正のご依頼をいただきますが、その中でも業種を問わずご依頼の多い機種に測温抵抗体や熱電対などの温度計があります。
  • 測温抵抗体や熱電対は、いろいろな形状があり、温度測定範囲も幅広くお客様によって校正ポイントも様々ですので、状況に合わせて使用する機器や治具を準備しています。
  • 今回のメルマガでは、多くの温度計の校正を実施してきた経験から生まれた当社の工夫を紹介します。

温度計の校正に使用する治具を紹介します。

  • 1つ目に紹介するのは、ポリプロピレン製のボールです。恒温水槽を使用する際に、水の温度が高温になると蒸発して水槽の水の量がだんだんと減ってしまうのでこのボールを水面に浮かべて蒸発を防いでいます。
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  • 2つ目は、ヘルール式温度センサを校正するための電気炉用均熱ブロックです。食品や薬品の製造ラインで使われるサニタリ仕様の温度センサには「ヘルール」と呼ばれる刀のツバのような形のフタが付いており、電気炉を使った校正ではヘルールが邪魔をしてセットしにくかったり、ヘルールからの放熱が多くて温度の安定に時間がかかってしまいます。
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  • そこで、ヘルール式の温度センサでもセットしやすく、放熱も防ぐことができるような形状の均熱ブロックを作成し、より正確に効率よく校正ができるようになりました
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  • 3つ目は、高温電気炉に使用する均熱ブロックの収納容器です。校正ポイントが500℃や1000℃など高温の場合に高温用の電気炉を使用するのですが、校正完了後に常温付近まで電気炉を冷ますのに場合によっては3~4時間もかかることもあり、この待ち時間を少しでも短縮するために、均熱ブロックを熱い状態でも収納できる容器を作成しました。
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お客様が所有する機器に合わせた治具を準備します。

  • これらの治具は、効率よく作業を進めるためでもありますが、お客様の所有している機器の仕様に合わせて治具類を準備することで、お客様に正確なデータを提供することが最も大きな目的です。
  • 1つ目の「ボール」は市販品ですが、2つ目と3つ目は当社で試行錯誤しながら考えたオリジナル治具です。特に2つ目の均熱ブロックは半年間も頭を悩ませながら構想を練った甲斐があってより正確に効率よく校正ができるようになりました。
  • 当社では、今回紹介した以外にも多数の治具類を準備して、お客様が所有する機器に合わせた校正サービスの提供を目指しています。

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