校正のトピックスNo.519【部屋の換気:どのように窓を開ければ、効率よく換気ができる?】 | NKS|計測器・測定器の校正業務

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2020.09.30

校正のトピックスNo.519
【部屋の換気:どのように窓を開ければ、効率よく換気ができる?】

風上の窓と風下の窓、どれくらい開けたらいいの?

  • ●前回のメルマガでは、換気をする際には回数が重要になるとお伝えしました。
  • ●そこでは「風の流れができるよう、2方向の窓を、1回、数分間程度、全開にしましょう。」と説明しています。 それでは、部屋の窓をどのように開ければよいのでしょうか? 換気を行う上で、効率のよい窓の開け方について、風上と風下の窓の開口幅をいろいろと変えて、 風の通りの強さを測定してみることで、実際の空気の流れを知ることが出来ると考え、 当社が持っている風速計を使って実験してみました。

ポイントを細かく区切って測定してみました

  • ●風上の窓と風下の窓で、それぞれの開口幅を変化させて、 風速が強くなる組み合わせを探してみました。
  • ● 【測定ポイント】
  • ●風上の窓:開口幅 1㎝~90㎝の間のポイントを細かく測定 風下の窓:開口幅 1㎝・30㎝・60㎝・90㎝(全開)の4ポイント

風上の窓を狭めに開けるのがポイントのようです

  • ●実験結果は下記のグラフのような結果となりました。
  • ●計測器名:熱式風速計 リオンAM-09T 測定範囲:風速 0.05~25.0m/s  気温 -10.0~60.0℃
  • ●風上の窓では、開口幅が狭いと風速が強くなり、開口幅が広いと風速が弱くなる。 風下の窓では、開口幅が広い方が風速が強くなる傾向がありそうです。
  • ●よって、効率良い換気を目指すなら風上の窓を狭めに開けるのがポイントのようです。 このようなデータは、測定環境により大きく変化します。因みにこの日は台風10号による風の影響がありちょっと強めの結果になっています。
  • ●一般的には、 □対角線上の窓を2ヶ所開けると空気の流れが出来る。 □風上の窓を15㎝ほど開け、風下の窓を全開にすると空気の流れがよくなる。 □窓が1ヶ所しかない場合は、窓に向けて扇風機を使うと効果的になる。 と言われていますが、実際に測定してみることで、その場に合った効率の良い換気方法を知ることが出来そうです。
  • 今回は、熱式風速計を使って実験をしました。 当社では、このような風速計の校正のお手伝いをしていますので、 是非、お気軽にお問合せ下さい。

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