校正のトピックスNo.520【アナログ式指示計:傾きによる指示誤差はどれくらい?】 | NKS|計測器・測定器の校正業務

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2020.09.30

校正のトピックスNo.520
【アナログ式指示計:傾きによる指示誤差はどれくらい?】

アナログ計器は今でも現役で活躍しています。

  • ●世の中ではデジタル化が進んでいますが、お客様の現場に行くと「アナログ式指示計」が今でも現役で活躍しています。(見かけることは少なくなってはきましたが・・・)
  • ●アナログ式指示計は、可動コイルによって絶妙なバランスで指針が動作しており、傾きによって指示値に影響するため、正しい姿勢で使用する為のマークが付いています。
  • ●今回のメルマガでは、取付姿勢を示すマークを無視して、あえて傾きを変えて使用するとどれ位の誤差が出るのか実験してみました。

傾きが大きくなるほど誤差が大きくなります。

  • ●実験の対象は水平姿勢で使用するアナログ式の「携帯型指示計(直流電圧計)」です。姿勢の角度を0度(水平)から90度(垂直)まで変化させた時の指示誤差を測定してみました。
  • ●結果としては、角度を変化させていくにつれて、ゼロ点の誤差が大きくなり60度で精度外の結果になりました。最大値(50mV)のポイントでは、傾きが大きくなるほど正常値より低めの値となりました。
  • ●水平姿勢で使用するアナログ式指示計は、指示を見やすくするために角度をつけてしまいがちですが、実験結果からもわかるように、決められた正しい姿勢で使用することが重要です。

アナログ式指示計はとても繊細です。

  • ●今回の実験結果から、アナログ式指示計は少しの傾きでも誤差が出るほど繊細な計器であることがわかりました。
  • ●アナログ式指示計は取付姿勢を考慮した校正を実施するのはもちろん、見かけることが少なくなってきたからこそ、取り扱いにも特に細心の注意を払って校正をしたいものです。
  • ●アナログ式指示計は、可動コイルによって絶妙なバランスで指針が動作しており、傾きによって指示値に影響するため、正しい姿勢で使用する為のマークが付いています。

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