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2020.11.05

校正のトピックスNo.526
【時間測定:力量を評価するための工夫】

ストップウオッチの押し方一つで校正結果が変わってしまいます

  • ●当社では、試験器の移動速度や動作時間の校正にストップウオッチを標準器として使用することがあります。
  • ●校正の際に、ストップウオッチのボタンを押すタイミングが人によって遅すぎたり早すぎたりしていては、測定結果に直接影響が出てしまいますので、正確に測定するスキルとしては、このタイミングは重要な要素です。
  • ●今回のメルマガでは、ストップウオッチを使用した校正作業手順の資格に対する力量を評価するための当社の取り組みをご紹介します。

オリジナルのアプリケーションを使って力量評価をしています

  • ●ストップウオッチを使って正確なタイミングで測定できているかを確認するために、オリジナルのアプリケーションで力量の評価をしています。
  • ●このアプリケーションは、ストップウオッチを決められたタイミングでスタートさせ、決められた位置でストップさせた時に、決められた時間に対して一定の誤差内で操作できているかを確認するものです。

  • ●メニューとして「練習モード」と「本番モード」があり、「練習モード」でしっかりと練習した後に「本番モード」を実施して、測定結果が基準の時間に対して±0.2秒以内であれば、「ストップウオッチを使用した校正作業手順」の力量を有しているということで校正員としての資格が継続できるということになります。

お客様へ確実な校正品質をお届けするための当社の取り組みです

  • ●この試験は年1回の頻度で実施しており、毎年ほぼ全員の資格者が「合格」になるのですが、もし不合格になってしまうと資格が無効となるため、試験の時期が近づくと全員が真剣に試験に挑んでいます。
  • ●この試験で資格が無効になってしまうのは少し厳しいかもしれませんが、お客様へ確実な校正品質をお届けするためには必要なことと考え、当社ではこのような取り組みを行っています。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求