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2020.11.19

校正のトピックスNo.528
【withコロナにおける「第2者監査」の姿】

  • ●全世界が新型コロナウイルスの脅威にさらされはじめてから半年以上が経ちました。一時落ち着きを見せたものの、また最近感染者増加のニュースを毎日のように目にする機会が増えました。
  • ●withコロナの今は、お客さまと当社担当が、長い時間同じ空間で一緒に行動することは避ける必要があります。
  • ●このような状況での「第2者監査」の新たな姿と、それを経験しての感想を纏めてみました。

第2者監査を行うことには変わりはありません。

  • ●ISO9001:2015 「8.4 外部から提供されるプロセス、製品及びサービスの管理」の要求事項の中にも、「外部提供者の評価、選択、パフォーマンスの監視、及び再評価を行うための基準を決定し、適用しなければならない。」とされています。
  • ●このように、お客様の外部供給者となるエヌケイエスの評価をすることは、継続的に必要なことなので、企業活動を停止するような大きな災害等でない限りは、第2者監査はコロナ禍であっても実施して当然のことだと思います。

第2者監査のあり方も変わってきました。

  • ●現状のwithコロナでの第2者監査は「オンライン」が主流になってきました。当社が今年度になって受けた監査は全てオンラインでの監査でした。
  • ●当初想像していたことは、①今まで担当事業所の方に来て頂いて現品や、その状態を見てもらい説明できたことをオンラインで説明できるのだろうか?そしてオンラインでの説明でキチンと伝わるのだろうか?等の不安と、②表示できる資料も限定されてしまうから、そんなに追及はされないのだろうとかは正直思っていました。
  • ●でも実際受けてみて、①に関しては、監査を受ける前の該当書類の事前準備や、事前に頂いた監査プログラムの順に質問、回答するやり方などは、今までと大きな違いは無く、説明もちゃんと伝えられる、伝わることがわかりました。
  • ●そして②に関しては、対面しての今までの監査よりも、お客様からの質問や追及が、より深く、細かなところまでを確認されることが多くなったと感じました。
  • ●私の勝手な想像ですが、web会議の画面に出された情報だけで判断するには、もっといろいろ質問して補完しないと納得できないという理由からだろうと思いました。最近受けた監査がたまたまなのかもしれませんし、私たちの説明が不十分なためだったのかもしれませんが・・・
  • ●受ける前に予想していたこととは逆のことが起きました。

当社ではオンラインでの第2者監査も受け付けております。

  • ●当社の校正業務、適格性評価業務は、その性格上お客様の品質管理に深く関わるものと考えています。オンラインでの監査でも正当なご要望による資料は原則オープンにしていますので、対面しての第2者監査と同様の監査をして頂けると思います。
  • ●オンラインでの第2者監査でも引き続き信頼して校正業務の依頼を頂けるように私たちは説明いたしますので、オンライン監査のご相談も遠慮なく頂けたらと思います。

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