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2021.03.04

校正のトピックスNo.539
【コロナ太りを、重力加速度に助けてもらえないか考える】

検診でびっくり!コロナ太りかな、、、?

  • ●“コロナ太り”のニュースを他人事のように見ていましたが、先日健康診断があり、1年前と比べて体重が5kgも増えていました。
  • ●NKSは“はかる”会社ですが、自身の体重を計ることは余りなく、ここ数年はどちらかというと減少傾向だったので少し驚きました。
  • ●標準体重未満ではあるものの、かといって意味なく(?)体重が増えるのは、なんだか気に食いません。
  • ●原因はおそらく在宅ワークを含め外出が減ったことによる運動不足なので、運動すれば問題解消です。
  • ●しかし運動しなくても、見かけの体重が軽くなる(ような)姑息な手段がないか考えた結果、見えない力“重力加速度”を上手く使えないかと思いつきました。

目に見えない力に助けてもらえる?

  • ●ご存知の通り地球には重力があり、標準重力は正確に“9.806 65m/s2”です。
  • ●しかし地球の自転による遠心力が引力と反対方向に働くので、重力は地域によって違います。この遠心力は自転の軸に近いほど小さくなります(重力は他の影響も受けます) 。
  • ●つまり、
  •  ・ 極地(南極/北極)は遠心力が小さい ⇒ 重力加速度
  •  ・ 赤道は遠心力が大きい      ⇒ 重力加速度
  • ●日本では、北海道が重力加速度『』、沖縄は『』です。
  • ●これを使えば、多少体重を軽くする(ような)ことができるのではと考えました。
  • ●実際に測定値にどの程度の影響があるか計算してみます。
  •  ・ 重力加速度を北海道 9.805m/s2 、沖縄 9.791m/s2とすると、
  •  ・ 沖縄(9.791)÷北海道(9.805)=99.86%(約0.14%の影響)
  • ●北海道で体重 60kgだった人が、そのまま沖縄で計ると59.91kg。 約-86gという結果になりました。(同じ体重計を使い、重力加速度の設定等を変更しない条件で計った場合)
  • ●多少軽く(見える)ようになりますが、人の体重でいえば誤差の領域、、、、ですね。そして測定値の”見た目”だけ変わるだけで、実質的な体重はもちろん変わりません。
  • ●運動しなくても体重が軽くなるなんて、世の中そんなに甘くないようです

正確に測るための確認・設定を(あと、地道に運動を)

  • ●工業的には『0.14%』の影響は小さくありません。正確に測るために基準の分銅による確認・調整や、地域に合わせた重力加速度の設定が不可欠です。
  • ●人の体重測定値への影響『86g@60kg』は私感だと誤差範囲のようなものですが、かといって実質の体重は不変なのに測る地域によって結果が異なるのはよくありません。
  • ●体重計にも重力加速度を補正する機能を有するものがあるので、設置地域に合わせて設定することでより正確な測定ができます。
  • ●因みに、、、1kgの脂肪はウォーキング 38時間(約150km)で消費できます。
  • ●ウォーキングで1か月で消費するには『1日 76分間毎日歩く』となり難しそうです。しかし、1年に均すとわずか『1日 6.3分間歩く』となり、これならできそうですね。
  • 結果をキチンと出すには、姑息な手段に向かわず、根拠をもって地道に取組むのがよさそうです。

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