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2021.04.13

校正のトピックスNo.545
【「不適合」のお知らせは大切な瞬間です】

「不適合」のお知らせは大切な瞬間です

  • ●お預かりした計測器が「不適合でした」とお伝えすると「そうなの?」とか「えーっ!」と、がっかりするお客様がほとんどです。
  • ●一方でそれをお伝えする私たちにとっては非常に大事な瞬間で、迅速なご連絡と対応でお客様との信頼関係を大切にする瞬間でもあります。
  • ●当社は校正専門会社なので「器差の原因」についてお伝えすることはできませんが、「不適合」に至る判定までのプロセスを説明しています。
  • ●そんな「不適合」判定までの細やかな確認の様子をご紹介します。

「不適合」判定までにこんな確認をしています

  • ●エヌケイエスでは、測定値が許容値(判定精度)から外れる要因を「校正前にあった要因」「校正中に起こる要因」「校正後に起こる要因」の大きく3つに分けた上で、対応策を項目ごとに一つ一つ確認していきます。
  • ●確認する項目は「長さの測定器」であれば全部で9つあります。
  • ●例えば「標準器を替えて再校正」、「校正員を代えて再校正」などと確認を実施し判断に迷う場合は「サービスチームリーダ」、「サービス推進グループ」と上司に相談をして判断を仰ぎます。
  • ●そう多くはありませんが、過去には別日に再校正を実施したこともありました。

当たり前のことですが…

  • ●「校正」は正さの証明ですが、「不適合」の時こそ、校正専門会社として存在の意味があるのではないかと思います。「不適合」と聞くと嫌な気分になるかもしれませんが、細やかな確認、お客様との密な関係を継続しながら、品質維持にお役に立てれば嬉しいです。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求